初めに
2023年も多くのサービスが提供されました。
特にAmazonQなど、機械学習サービスを中心に、熱が収まるところを知らない1週間となりました。
この記事ではWrap-upセッションでまとまった情報を
網羅的に振り返るためにコメントと共に情報を共有しようと考えています。
ファーストトピック
まずはじめにAdam SelipskyのKeynoteのWrap-upとなります
s3 Expercssの登場
新ストレージクラスの登場です、
Graviton4の発表
単純にCPUの性能強化は嬉しいですね。
機械学習サービスの訓練高速化のボトムアップとなります。
生成形AIの技術スタック
Guardrailsでのセキュリティ強化と、
生成系AIを用いたシステムであるAmazonQの登場は
昨今の機械学習ブームをさらに加速させると思います
学習推論用の第2世代目のAIアクセラレーター
これは単純な推論と訓練での差が出るアップデートとなります。
こちらもコスト観念が強めの機械学習構築を強力にサポートしますね
Amazon Bedrock
当然の如くBedrockに関しても大きくアップデートが行われました。
記事内でも数々のBedrock情報を後述いたします。
reinvent
この画像はシンプルですが、「発明をし続ける」というフレーズはすごく心に刺さるものがあります
データベースのサーバーレス化
Groverというストレージ層の効率化は速度検証をしたいですね
またCaspianについても、細かく技術検証を行う価値がありそうです
データウェアハウスのサーバーレス化
今回のreinventでは様々なデータウェアハウス、aurora、ElasticSearchのサーバーレス化が発表されました!
運用の効率化がさらに進め、ハイレイヤー開発に集中できる環境が促進されています。
Limitless Database
シャードの分散をユーザー側がチューニングする必要がなくなるのが嬉しいです。
MySQLユーザーも非常に多いので、近日のプレビューに期待です。
ただしポスグレはなかなか強いですね
TimeSyncによる分散システムの一貫性の確保の強化
Limitless Databaseを支えるTimeSync機能のアップデートが発表されました。
キャッシュのサーバーレス化
こちらはキャッシュのキャパシティ管理が不要になることが嬉しいです。
1分以内にキャッシュが作成できるのも地味に嬉しいところです。
水平垂直なスケールが実現できることも注目ですね
Redshift Serverless
スケーリングをAIも組み合わせることでクエリーに基づいて調整するのは非常に魅力です。
暗黙的にAIが導入されるのは非常に便利ですね
valorant
Riot Gamesのゲームは多くの方がプレイしていると思います。
このバックグラウンドがAWSであるのは非常にAWSへの信頼性を高めるものだと思います。
量子コンピューティング
Bit flipの解説などは面白いので興味のある方はぜひ!
Amazon S3 Express One Zone
今まではs3の課題としてはレイテンシーと考える方もいたでしょうが、
特に機械学習などでs3を使う際にレイテンシーが下がるのは開発体験を強化すると思います
速度向上に良り、むしろリクエスト費用やコンピューティング費用が下がることでむしろ料金が下がるケースもあると思います。
Graviton4 processer
CPUの機能競争に伴いAWSからも新しく登場です
Tranium2
AI acceraleterと聞いてGPUやCPUとの違いがすぐピンとくる人はどれくらいいるのでしょうか?
Bedrock
Fine tuningをはじめとして、様々な学習が提供されました。
後述も含めてBedrockの民主化が止まりません。
Agents for Bedrock
自然言語によってlambdaの生成が行えることは誰もが夢見た一つだと思います。
ぜひ試してみましょう
Guardrails for Amazon Bedrock
こちらは生成AIに通す言語情報をフィルタリングする機能となります。
・トピックの拒否
・コンテンツフィルター
・個人情報の再編集
といった言語処理で必要となるビジネスロジックを簡易に実装できますね