この記事について

みなさま、こんにちわ!CI事業部の松田啓佑です!
「iretテクニカルアンバサダー認定制度」という社内認定制度において、2023年度のiretテクニカルアンバサダーとして認定をしていただきました!

今回は、認定制度の活動の一環としてブログリレーを行います!
定期的にテーマを決める予定で、12・1月は「アウトプットのススメ」をテーマに投稿していきます!

iretテクニカルアンバサダー認定制度とは何か?

アイレットは、技術を軸として社内外で活躍する社員をアイレットの「大使」「代表」を意味する「iretテクニカルアンバサダー」として認定しています。

制度詳細や認定者はこちらに掲載されています。
https://www.iret.co.jp/recruit/specialist/

アウトプットのススメ

ではアウトプットについて、私が思う以下のことを述べていこうと思います!

  • なぜアウトプットを続けるのか?
  • アウトプットtips(自分なりのアウトプット方法、おすすめの方法など)

なぜアウトプットを続けるのか?

これはメリットが多いからに尽きます!何を当たり前のことを言ってるんだ?と思うかもしれませんが、ブログを書いたり、LTや勉強会で登壇したりするというアウトプット活動には「めんどくさい」、「時間がかかる」などのデメリットもあります。
アウトプット活動をあまりしていない方はこのデメリットが目についてしまって、メリットの方を明確にイメージできていないと思います。

私自身アウトプット活動を続けていて、何回も「めんどくさい」、「もういいや」と思うことがあります。ただ、それでもアウトプット活動を継続しています。それはデメリットを遥かに上回るメリットがあるからです!
アウトプットをするメリットを理解しましょう!メリットをしっかり理解できればアウトプットを継続することができるはずです!

ちなみにこの記事で言うアウトプットとは

  • 1.テックブログを公開
  • 2.LTや登壇
  • 3.その他、自分の活動を外部(社内および社外)へ公開する活動

を指します。特に1に当てはまる話が多いです。

ではアウトプットすることのメリットとはなんでしょうか!?

メリット① : スキルの証明になる(=市場価値を高める)

自分の活動をアウトプットとして公開することで、その人の実績やスキルの証明になります。
開発/アプリケーションエンジニアであれば、自分が書いたコードをGitHubで公開することでスキルの証明ができます。エンジニアの採用面接でも、開発ポジションではGitHubを見せろということがありますよね。

コードをあまり書かないエンジニア(インフラエンジニアとか)はブログを公開することでスキルの証明ができます。構築した際の記録や手順、ハマったことの調査記録や解決手段、ポストモーテムなどできるだけブログとして公開しましょう!とにかく、自分の行ったこと/考えたことをアウトプットしまくりましょう!

アウトプットの積み重ねがスキルの証明になります!

メリット② : 認知/信頼してもらえる

アウトプットを継続して行っている人は、「お!この人またアウトプットを公開しているなと」他の人に認知してもらいやすくなります。そして、そのアウトプットが誰かの助けになれば、信頼を得ることができます!

人から認知/信頼してもらえるといいことがたくさんあります。

  • 転職活動を有利に進められる/仕事を紹介してもらえる
  • 困った時に誰かが助けてくれる
  • 会社のイベントや社外勉強会が楽しくなる

実際に12月にあったアイレットの全社忘年会では、これまで面識がなかった方々から「ブログ見ました」、「登壇見ました」と声をかけていただきました。
そのおかげで知らない人が多いイベントでも楽しく過ごすことができました。

また私がアイレットに入社前の就職活動中の面接の際に、私が投稿したQittaの記事を過去に読んだことのある方が面接官になり、選考が有利に進んだ経験があります。

アウトプットを公開すると他の人から認知/信頼されて、それが思わぬ形となって自分の助けになります!

メリット③ : 備忘になる

当たり前の話ですが、アウトプットすることは備忘になります。
ここで注意事項があります。それは未来の自分は他人であるということです。

皆さんご経験がないでしょうか?チャチャっと自分用に雑にメモをして、それを数ヶ月後に見ると「????」状態になることが。。。

アウトプットを公開するということは、他人に見られるという前提で書くことになります。そうすると自ずと丁寧さ/わかりやすさを意識して書くことになります。
他人に見られても良いくらい丁寧に書いたアウトプットは、将来の自分(=他人)が見ても理解できるものになっているでしょう。

メリット④ : 理解度がわかる

一見理解していると思っていたことでも、アウトプットするために言語化しようとしてみたらなかなかできないことがあります。

言語化できない=理解できていないです。

読んでわかった気になっていることも、アウトプットしてみて自分の理解が曖昧だったと気づけます。
理解できていないことはインプットしましょう!アウトプットできるようになるまで!

他人にわかるように伝える(言語化する)過程で自分で理解できていないところが明確になります。言語化できないものはインプットして、言語化できるレベルにする。これが自分の知識のブラッシュアップに繋がります!

メリット⑤ : 自分の誤りに気づける

(理解度の話に似てますが。。。)

誤った知識を公開していれば、(多分)指摘という名のまさかりが飛んできます。。。
ショックを受けますが、自分の誤りに気づけるチャンスです!

そして、誤っていたところは必ずインプットし直して、修正しましょう!
「インプット → アウトプット → まさかり → インプット → インプット …..」といったサイクルを経て、自分の知識を確かなものにしていくことができると思います!

アウトプットtips

アウトプットすることのメリットを理解していただけたでしょうか!?

メリットを理解しても、アウトプットを継続して続けていくのは骨が折れます。
そこで、私がアウトプットを継続していくために意識していることをtipsとして紹介していきます!

tips① : 骨子から作り、優先度を決める

これは主にブログで言えることです。
これをはじめにやらずに、上から順にアウトプットを作成すると、ある時今どのくらい完成しているのかがわからなくなります。

ゴールが見えない状態は辛いです。そして次第にやる気が削ぎ落とされていきます。アウトプットがどのくらい完成しているのか、あとどのくらいでゴールなのかを把握できるように骨子を作りましょう。

骨子を決めたら、一つ一つの要素に優先度をつけましょう。そして優先度が高いところから手をつけましょう!
体力/やる気がある最初のうちに重要なところから取り組みましょう!

tips② : アウトプットする時間を決める

業務が忙しい人は目の前の業務で精一杯になり、アウトプットする時間がなかなか取れないということがあると思います。

そんな方に勧めたいのがアウトプットする時間を決めることです。
アウトプットする時間をあらかじめ決めておいて、その時間は必ずアウトプットするという仕組みを作りましょう!

「月曜日の17:00-19:00はアウトプットする」と決めて、それを会社のカレンダー/スケジュール表に登録しておきましょう!

tips③ : 生成系AIを活用する

私自身まだまだ活用しきれていないのですが、ChatGPTなどの生成系AIは今後のテックブログになくてはならないものになると思います。

生成系AIを使うのと、使わないのでは労力に大きな差が出ると思います。

  • キャッチーなタイトルを考えてもらう
  • アジェンダを提案してもらう
  • 技術分野についての説明分を作ってもらう

など、用途は多岐に渡ると思います。

少しずつ生成系AIを利用する部分を増やしながら、効率的にブログを書けるようにしていきましょう!

最後に

アウトプットについて私の思うところを自由に書かせていただきました。

この記事を見て、1人でも「よし、ブログを書いてみよう」と思える方がいてくれたら嬉しいです。
いきなり素晴らしいブログを書こうとするよりも、自分のやったことをまとめて簡単なブログにしてみようくらいではじめた方が続くと思います。
千里の道も一歩から!まずははじめてみましょう!