アイレットデザイン事業部デザイナーの梶原です。

アイレットデザイン事業部では「INSIDE UI/UX」と題して、所属デザイナーとエンジニアがデザイン・SEO・アクセシビリティ・UI/UXなどそれぞれスペシャリティのある領域に対する知見を幅広く発信しています。

前回に引き続き、「HCD基礎検定」の受験記の後編です。
今回は試験を受けるまでの流れや受けてみての感想について紹介していきます。

試験を受けるまでの流れ・注意点

私が実際に受験した時の流れをご紹介します。
最新のスケジュールは公式サイトをご確認ください。

<試験を受けるまでの流れ>

①試験の申し込み(〜2/15)
試験実施日の16日前が申し込みの締め切り日となっていました。

②事前学習システムへアクセス可能に(2/16)
試験実施日の15日前に申し込み時に入力したメールアドレス宛に、事前学習システムのURLが記載されたメールが送られてきます。

③テスト試験が可能に(2/26)
試験実施日の5日前に受験番号と本番試験時に使用するマイページへのURLが記載されたメールが送られてきます。マイページからテスト試験を受けることも可能です。

④試験本番(3/2)
13時から14時までの好きなタイミングで試験を開始することが出来ます。
試験時間は開始ボタンを押した時から50分です。

⑤合格発表(3/18)
13時にマイページから合否を確認することが出来ました。


また、カテゴリごとの正答率は確認することが出来ましたが、何の問題が間違っていたかまでは記載されていなかったのが少し残念でした…。

<注意点>

・使用するPCのOSやブラウザが対応しているかを事前に確認しましょう。またテスト受験時には、設問の進め方や、保留しておいた問題に戻る方法などが確認できるのでこちらもあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

・事前学習システムの教材は、受験日の12時までアクセス可能です。受験30分前に最後の確認をしようとしても、その時点ではアクセスすることはできない点に注意しましょう。

受けてみての感想

事前学習システムをベースに学習をスタートしましたが、全体的にUX初心者の私でも学びやすかったです。

試験本番で出た内容は事前学習システムで学んだ内容がほとんどですが、初めて聞くキーワードもいくつかありました。それでも問題文の前後の文脈や選択肢から「なんとなくこれかな?」と予測することができました。
似たような意味合いの選択肢で迷ったりすることもありましたが、あまり捻って考えずに、素直に考えればこれ!と思う選択肢を選んだ方が正答率が高かった印象です。

今までは業務の中でもUXを意識するようにはしていましたが、どこまで自分がUXについて理解できているのかがいまいち掴めていませんでした。
今回試験を受けることで自分の理解度を客観的に確認することが出来たので、受験して良かったと感じています。

試験を通じて様々なUXに関する手法やアプローチについて知識として学ぶことが出来たのですが、今後はこれをいかに業務に活かしていくかが重要になってくると感じています。
ユーザーの求めるものを提供できるデザイナーになれるよう、引き続き学習を継続していこうと思います。