概要
セッション詳細: Google Cloud Next ’24 Opening Keynote
スピーカー: Thomas Kurian (Google Cloud CEO)、他
セッション内容
Next ’24のKey Note内でLookerやSecurity Command CenterでもGeminiが利用可能になることが発表されました!
同タイミングでGemini 1.5 ProのPublic Previewも発表され、何と言ってもその魅力は圧倒的なトークン数上限が100万であるところですね。
写真は撮り逃してしまいましたが、動画は約1時間、音声は約11時間、30K (3万) 行のコード、700K (70万) の文字など、その圧倒的なトークン数でできることの幅がかなり広がりますね。
またGoogle Cloudにより提供されているBIツールである、LookerでもGeminiが利用できるようになります。
利用用途としては、すでにLookerに接続されているデータソースに対してチャットと自然言語による命令を与えることにより、ダッシュボードを作成せずにその都度、Geminiが命令に一致するダッシュボードを作成する。といった使い方が可能です。
これにより非エンジニアやデータ分析の知識がない方でも、自然言語によってデータ分析を行うことが可能になります。
またSecurity Command CenterでもGeminiを利用できるようになり、かつ侵入検知などにもGeminiを利用できるようになるため、人為的にカバーしきれないセキュリティ面の対応でも活躍してくれそうですね。
最後に
自然言語からDBへクエリを発行したり、コーディングを行ったり、データ分析用のダッシュボードを作成したりと生成AIを使ってできることの幅が着々と広がって来ていますね。
生成AIはGoogle Cloudが今年1番力を入れている技術領域なので、今後のさらなる進化に期待したいですね。