AWS様の提供する 動画資料

はじめに

Dive deep on Amazon S3 セッションレポートでも記載があったのですが、ちょっと視点が異なるかなと思い重複もありますが、記載しています。

S3の中身がどうなっているのか? AWS Re:Invent 2023での発表を要約したセッションでした。

このセミナーから学べたこと

ユーザー視点からすると抑えるべきなのは以下2点

  • キーの設定は重要。プレフィックスの動作を考慮する
  • SDK/CLI は最新版をつかう

さらに Express One Zone の場合はさらに2点

  • クライアントと同じ AZ にすると性能があがるので AZ に気をつける
  • ディレクトリバケットをつかう

が大事という事が学べました。

会場で聞いていたときはプレフィックスの話はよくわかってなかったのですが、S3 のプレフィックスとスケーリングの仕組み で理解できました。

プレフィックスはキーの部分集合で、プレフィックス毎に性能の上限(例えば GET だと5,500rps)が決まり、プレフィックスがアクセス量に応じて変更される動的な値になるため、そこを考慮したキー名をつくるべきということですね。日付をキーの左側にもってくると動的な変更がまにあわないため一時的に速度が遅くなるというセミナー中の説明も理解できました。

データの堅牢性が必要なく、高速な読み書きをしたい機械学習用のデータの保存箇所として Express One Zone は確かに納得でした。

S3 は昔からあるサービスですが、学びなおしにちょうどよかったです。おすすめです。