はじめに
2024年8月1日(木)、2日(金)にパシフィコ横浜ノースで行なわれた Google Cloud Next Tokyo ’24。 会場ではスタンプラリーがおこなわれていまして、折角なので自分も参加してみました。
スタンプを集めおわって、景品交換所でタンブラーとステッカーをもらったのですが、その際テーブル上にちょこんとこの冊子がおいてありました。一緒にいただけるということでもらってきました。
イベントが終わった今、どこでもらえるのかは謎なのでわかる方がいれば教えていただきたいのですが、PDFは公開されていますのでこちらにリンクをはっておきます。
この本の対象者はPDFより物理的な冊子で読みそうな方なんですよねぇ。(Googleさん大々的に配っていただけますとありがたいです!)
Gemini for Business 企業向け Gemini 活用ガイド について
Geminiをどう利用するのか? その活用方法にフォーカスして、わずか60ページ弱に、利用例がこれでもか! と列挙されています。
大きく以下にわかれていて、
- 簡単な利用方法の説明
- 実際のユーザーが語るメリットと利用例
- 職種・役職別の プロンプト事例集
特によかったのは3番目の「職種・役職別の プロンプト事例集」でした。
ITエンジニアをあえて対象外にして、経営幹部/人事/マーケティング/セールス/顧客サービス の人向けに、ペルソナ/タスク/コンテキスト/フォーマットを意識したサンプルが記載されていて、とてもわかりやすくてよいです。
なにがよいのかというと、自分のようなITエンジニアの末端でも、「生成AIってどんなものなの」と聞かれたりすることがたまにあって、本を買ってもらうとか1から説明するとなると、なかなか難しいのです。
この冊子であれば薄くて簡単に読めますし、どういう風に利用するのかという点に絞って記載されているため、ここから例をあげて説明する、もしくはこれ読みなよ! とおすすめしやすいです。
このブログを読む方は、
- 100万トークンってどういう意味なの?
- マルチモーダルってなに?
- エンタープライズグレードのセキュリティってどういう意味?
みたいに、重箱の隅をつつくような質問の回答準備もして、もし聞かれたら饒舌にこたえてメンドクサイ奴だなとおもわれるのもよいとおもいます。
3番目、実は自分はまだ完全に理解できていない部分もあるので、わかる方いればこっそりおしえてください。
(64bit級的な用語の使い方じゃないかとおもっています。)