こんにちは、広報の羽鳥です。

アイレットでは産前産後休業(産休)・育児休業(育休)を経て復帰したママ社員や育休を取得したパパ社員がたくさん活躍しています。

iret.media ではこれまで、育休を取得したパパエンジニアへのインタビュー記事を公開してきました。

半年間の育休を取得!〜アイレットエンジニアが語る「男性の育休」とは〜
長期育休取得男性エンジニアに聞く!”男性育休”と”アイレットでの働き方”
管理職が「産後パパ育休」を取得!〜取得する際に感じた業務引き継ぎの工夫や会社のサポートとは〜

男性エンジニアの割合が多いアイレットですが、ママ社員も様々な事業部で活躍しています!
そこで、「育児と仕事を両立しているママ社員についてもしっかりお伝えしなければ!」と思い、アイレットで産休・育休を取得し、復帰したママ社員に集まってもらいました!

今回集まってくれたのは、私が企画をした第一回 ママパパランチ会に参加してくれたメンバーです。
復帰後は皆さん時短勤務で働いています。

アイレットで初めて育休を取得した当時の話から、支援制度が整備されるまで、そしてアイレットでの働き方についてママ社員のリアルな話が盛りだくさんです!ぜひご覧ください!

▼参加メンバー▼


小林 加奈
エンタープライズ事業部
事業部アシスタント
子供の年齢:3歳


山本 千夏
コーポレート統括本部
労務
子供の年齢:6歳、1歳


牧 恵子
デザイン事業部
Web デザイナー
子供の年齢:6歳


野田 杏菜
デザイン事業部
Web デザイナー
子供の年齢:3歳


羽鳥 愛美
事業推進本部
広報
子供の年齢:4歳、1歳

★参加メンバーの素敵なイラストは、デザイン事業部のお二人に作成していただきました!

育休取得者の質問や相談をベースに制度を整備

本日はよろしくお願いします!まずは産休・育休入りするまでの話をしていきましょうか!
牧さんはアイレットで初の育休取得者ということですが、当時印象に残っていることはありますか?


自分としても妊娠が初めてのことだったので、とにかく慌てたなという記憶です。制度についても全く知識がなかったので当時労務を担当していた山本さんに産休・育休がどのくらいの期間取得できるのかという基本的なことから、お休みの間のお金のことなどたくさん質問をしました。質問全てに丁寧に答えてくれて本当にありがたかったです。


実際に制度を利用する人がいなかったということもありますが、当時は産休・育休の制度がしっかり出来上がっていなかったというのが正直なところです・・・。牧さんに続いて自分も産休・育休を取得することになったので、牧さんからの質問をベースに最低限のものから制度を整えていきましたね。


牧さん、山本さんの育休取得から数年後に私が取得することになって、その時にはしっかりと制度もフォロー体制も整えられていた状態でとても助かりました!


そういってもらえると嬉しいです!!復帰してから 社員からの問い合わせの内容や、自分が取得した上で必要な情報をまとめたママパパ手帳を作成するなど、次に取得する人の不安を解消できるように支援を整えていきました。


私は、牧さんと同じ事業部・グループなので先輩ママがいてくれたこと、上司も牧さんが取得する時の経験があったので妊娠報告から産休入りまで驚くほどスムーズでした。


私は事業部で初めて、そして事業部内でひとりしかいないポジションでの取得だったので、自分が担当している業務をどうするのかを上司と相談し、新しい人材を採用してから産休に入りました。手続き等は、制度がしっかり整えられていたのでこんなにスムーズに取得できるんだと思いました。


私が産休に入るタイミングは、ちょうどコロナ禍が始まった頃で、里帰り出産の条件で2週間前に地元に帰らなければいけなかったのですが、実家で仕事ができるように調整してくれてとても助かりました。


恥ずかしい話ですが、私は産休・育休制度について詳しく調べずに産休入りしたので、お金のこと、保活のことなどで山本さんには本当にお世話になりました。何も希望を出さないと育児休業給付金が2ヶ月に一回の頻度でしか入らないことだったり、育休終了の際に住んでいる地域の保育園に入園できないことだったり。育休中にもたくさんメールしてしまいました(笑)。


私も保育園入園の一次申し込みの結果が待機児童400番台で、復帰できない!?とかなり焦りました。その時上司と山本さんが、保育園に入園できなかった場合どうするのかっていうところまでフォローしてくれて本当に助かりました。


保活は住んでいる地域によって異なるので、皆さんかなり悩まれると思います。また、生まれて一年も経っていない子供をお世話しながら保育園について調べないといけないので大変です。なので、その人に合った、最適な提案ができればと思っています。
現在ママパパ手帳には休職中のお金についてや社会保険の申請方法、保活についてなど、育休取得に必要な情報などがびっしりまとめてあります!


実際に自分で調べても、会社としてどういった対応をしているのかは様々だと思うので、丁寧に対応してくれるアイレットの担当者の皆さんには本当に感謝しています。

「自分都合ではない休み」「仕事の制限」に戸惑い。
辛い時期を経て見出した“割り切った働き方”

復帰してからまず苦しめられるのは「保育園の洗礼」ですよね。私は一回目の復帰時、慣らし保育中に子供が風邪を引いて、慣らし保育が進まずに苦労した記憶があります。また、コロナで休園になり出勤できない日が続くなど自分都合ではない「休み」に複雑な気持ちになっていました。


今はだいぶ落ち着きましたが、うちも入園〜4歳くらいまでは子供が突発で体調を崩すことは日常茶飯事でした。その日納めるべき仕事があったりすると昼間病院で抜けた分夜に対応したりしていました。


子供の体調で急に休まなければいけなかったり、急な休みで迷惑をかけてしまうことを考えて、業務によってはできませんと言ったりと謝罪する事がかなり多かったです。それがやる気がないように見えないか考えてしまい、モヤモヤしてかなり落ち込みました。


子供の体調不調により休んだり、仕事を制限せざるを得なかったり、私も一人目の復帰当時はかなり辛かった記憶があります。でもそこで私は何に価値を置くか、今仕事を全力でしたいのかと色々考える時間がもてたなと思います。


子供の事情でお休みしないといけない時は、申し訳ないとばかり思っていましたが、「仕方がない、その分子供と全力で向きあおう!」と考えるようにしています。


子供が生まれる前のように自分がやりたいだけ仕事をすることは時間的にも体力・精神的に難しいので、そこは割り切ってとにかく決められた時間・締め切り内に仕事を納めることを大切にしなければと思ってます。


子供たちに手がかかる今は割り切って無理せず、丁寧な作業ができる量で調整しています。


「割り切る」大事ですね!一人目の復帰時に、色々と挑戦しようと張り切ったものの、結局時間も避けず、休みも多くなってしまって周りに迷惑かけてしまい、自分を追い詰めてしまった経験があります。
今回は、復帰時の面談で上司にも割り切って仕事をする旨を宣言しているので、1度目よりは楽しく仕事に取り組めている気がします!


私も上司に宣言しました(笑)。あと、部内の先輩ママが「人間を育てるんだから仕事ができなくてもトータルで◎」という考え方を教えてくれて、その考え方が私には合っていたようで今もその気持ちを持ちつつ仕事をさせてもらっています。急にキャンセルや不在になる可能性がある事をふまえて仕事をすることも大事だと思います。


割り切る・無理をしない=挑戦できることもグッと狭まりますが、代わりに一日が終わる頃には今日も乗り切れたという達成感を感じられます。手のかかる時期は、この達成感を感じながら、無理せず過ごしていきたいですね。

子育てへの理解が進み、進化するアイレットの子育て支援制度!

アイレットは現在従業員数が1,000人を超え、ここ数年でママ・パパ社員が増えましたよね!制度も充実しているし、子育てへの理解のある方が多いので育児をしながら働きやすい会社だなと感じています。


そうですね!子の看護休暇の有給化はママパパランチ会での社員の一声でしたし、社員の声がより充実した制度に繋がっていると思います。


ママパパ専用のチャンネルがあったり、育児の相談がしやすいですよね。
アイレットの制度はこれからも進化しそうでワクワクしています。


制度といえば、 KDDI グループ共済会への加入で、お祝い金が増えたことも嬉しい点ですよね!


出産育児はお金がかかるので、もらえるお金が増えるのはありがたいです!


昔から素敵な福利厚生がたくさんあるのですが、コロナ禍では素早く在宅に切り替えてくれて、それに合わせた制度を導入してくれたりと、状況に合わせて社員に寄り添った制度を次々作ってくれるところも嬉しい点です。


すでにリモートワークが解除された会社も多く、今でもリモートワークで働けていることをママ友からはうらやましがられますね。


私はお昼休みに夜ご飯作ったり、洗濯物片付けたりしてます。子供がぐずらずに保育園に行ってくれた時は業務を開始する前の時間に夜ご飯を準備できることもあって、リモートワークを継続してくれていることに感謝です。



お昼休みって実は忙しいですよね(笑)。 でもその時間があるから助かってます。


ママ・パパ社員が増えていますが、悩みもそれぞれだと思います。みなさん復帰して育児と仕事の両立で悩まれるかと思いますが、一人で抱え込むのではなくて、誰かに相談してほしいです。
アイレットはその声から制度化された例もありますし、働きやすい環境を整えるには当事者の声が大切ですのでどんどん声あげてほしいです。

ワーママのお手本として、そして笑顔で子供に接するために

2度目の復帰をしてから3ヶ月、「アイレットが好きだ」と常々思っています。


復帰すると改めて感じますが、アイレットは温かいですよね。正直、一年休むと色々変化があり、ついていけるかなと不安でしたが、温かく迎え入れてもらえたので不安もどんどん解消していきました!


気にかけてくれる方も多いですよね。子供に手がかかるこの時期は、フォローをしてくれているメンバーや会社の制度に感謝しながら甘えさせていただき、次にフォローする側になった際に恩返しができるようにしたいです。
新卒社員含め、たくさんの方がアイレットへ入社してくれているので、こんな楽しそうに働くワーママがいるんだ!って思ってもらえるような存在になるのが今の私の目標です!


そうですね。今事業部内にもパパが増えていて男性育休を取得した人、取得を考える人が増えてきています。私が丁寧にフォローしてもらったように、取得を悩んでいる人には全力で背中を押しています。復帰後の働き方に関してもいつでも相談に乗りますよ!


産育休の取得率は、女性100%、男性72%で、子育て世代に制度が浸透していること、とても嬉しく感じています。
実際、私が両立できているかは分からないですが、寝る時に子供が笑顔なら何でも良いかなと。部屋が荒れてても満足しています。


部屋荒れますよね〜(笑)。子供と笑顔で接するためにも、そして自分が笑顔で働くためにも“割り切った働き方”で無理せず頑張っていきましょう!

編集後記

記事には出てきませんが、
ロボット掃除機がおすすめという話や、コープが便利、手足口病が大変という話などママ同士話がつきませんでした(笑)。

また、「アイレットだから働けている」という想いを共通で持っています。
会社やグループメンバーへの感謝とともに「未来のママ・パパのフォローをしてあげたい」という気持ちが、“子育てをしながらでも働ける”、そんなアイレットの働きやすさに繋がっているのではないかと思いました。

アイレットでは様々な職種でママ・パパ社員が活躍しています!

ママエンジニアのインタビュー記事も公開されていますのでぜひご覧ください!
『働く』ということ〜仕事と子育ての両立 / 自身のキャリアアップ〜

これからも私なりの視点で活躍するママ・パパ社員を紹介していければと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

アイレット採用情報:https://www.iret.co.jp/recruit/