アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀
AWS
AI21 Labsの新しいJamba 1.5ファミリーの大規模言語モデルがAmazon Bedrockで利用可能に
Amazon Bedrockにて、AI21 Labs社が開発する大規模言語モデル(LLM)であるJamba 1.5ファミリーが追加されました。Jamba 1.5は、長いコンテキスト処理(最大256Kトークン)、多言語対応、高速な処理を特徴とし、特にドキュメント要約やコンプライアンス分析などに強みがあります。現在はバージニア北部リージョン(us-east-1 )で利用可能です。
Amazon Titan Image Generatorでのコンテンツ認証
Amazon Titan Image Generatorで生成された画像に「コンテンツ認証情報」を追加する機能の提供が発表されました。この機能はC2PA(※)の規格に準拠しており、AIで生成された画像に、不可視のメタデータを付加します。このメタデータには、使用されたモデル、プラットフォーム、タスクタイプが含まれ、画像の出所や履歴を検証できるようになります。
※C2PAとは
「C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)」は、コンテンツの起源や履歴を証明し、メディアの信頼性を確保するためのオープンな技術標準を提供する組織です。これにより、画像やビデオなどのデジタルコンテンツに、生成や編集に関する詳細なメタデータを付与し、透明性や信頼性を強化します。(参照)
マルチモーダルAIによるJust Walk Out技術の進化
本記事では、Amazonの「Just Walk Out」技術がマルチモーダルAIを活用して大きく進化したことが紹介されています。新たに導入された技術は、ビデオフィードや重量センサー、商品カタログなど、複数のデータをリアルタイムで融合し、顧客の行動を精緻に追跡します。これにより、従来のシステムでは難しかった複雑な購買行動にも柔軟に対応し、無人決済の正確さやスピードを大幅に向上させます。Just Walk Outの進化により、日常の買い物がますます便利になっていきそうですね。
「AI 時代に技術を活かす!人材と組織、そして活用プロセス構築のポイントを解説!」のセッションまとめが公開
2024年9月5日に、 AWSで開催された「AI 時代に技術を活かす!人材と組織、そして活用プロセス構築のポイントを解説! ~進化し続ける技術を活用するために効果的な組織と人材育成のあり方、そしてそれらを導入する際の課題と対策について学ぶ~」のまとめ記事が公開されています。
本記事では、AI時代における組織と人材育成のあり方、そしてそれらを導入する際の課題と対策について解説されています。特に、ビジネスを加速させる組織(xCoE)にこれから求められること、AWS Jamのような実践力と経験値を磨く体験型学習イベントのすゝめ、AWSへの大規模移行を包括的にご支援するITトランスフォーメーションパッケージ(参照)の全貌について、具体的な事例や方法論が紹介されました。
Amazon Bedrock でLlama 3.2モデルが利用可能に
Amazon Bedrock でLlama 3.2モデルが利用可能になり、マルチモーダル機能や画像タスクのサポートなど、高度な機能が追加されました。
Gemini-1.5-Pro-002とGemini-1.5-Flash-002がリリース
Gemini 1.5 ProとGemini 1.5 Flashの新しいモデルバージョンがリリースされました!
ベンチマークの向上に加え以下のようなアップデートも!
- 1.5 Pro では価格が 50% 以上引き下げられます (プロンプトの入力と出力の両方が 128K 未満)
- 1.5 Flash ではレート制限が 2 倍、1.5 Pro ではレート制限が約 3 倍に増加
- 出力速度は2倍、レイテンシーは3倍
- デフォルトのフィルター設定を更新しました
『– 生成 AI はいよいよ「社会実装」へ – Generative AI Summit Tokyo ’24 Fall 開催』
こちらのイベントにアイレットが出展します!
DX開発事業部のメンバーで展示物の準備を進めていますので是非会場におこしください!
また、同じくDX開発事業部の西田が登壇します。
Vertex AI Prompt Optimizerのパブリックプレビューが発表されました
Vertex AI Prompt Optimizerは、Google Cloudのサービスで、LLMの性能を最大限に引き出すためのプロンプトを自動的に最適化する機能を提供します。このサービスは、Google Researchの自動プロンプト最適化(APO)手法に基づいており、ユーザーは、モデルの評価指標に基づいて最適なプロンプトを見つけることができます。Vertex AI Prompt Optimizerは、特にGoogleの最新の大規模言語モデルであるGeminiとの相性が良く、Geminiの能力を最大限に引き出すことができます。
OpenAI
ChatGPTの高度なボイスモードがロールアウト開始
発表されてから提供が遅れていたChatGPTの高度なボイスモードが今週からPlusユーザーにロールアウトされていっています。
人間と見分けがつかないくらい抑揚をもった声で話せます。
Advanced Voice is rolling out to all Plus and Team users in the ChatGPT app over the course of the week.
While you’ve been patiently waiting, we’ve added Custom Instructions, Memory, five new voices, and improved accents.
It can also say “Sorry I’m late” in over 50 languages. pic.twitter.com/APOqqhXtDg
— OpenAI (@OpenAI) September 24, 2024
Meta
オープンソースモデルのLlama 3.2がリリース。マルチモーダル対応も
MetaはLlama 3.2を発表し、11Bと90Bのビジョンモデル、1Bと3Bの軽量テキストモデルをリリースしました。
アイレット
Google Cloud 主催 DX Leader’s Meetup #2 にパートナーとして初めて参加してきました!
Google Cloud主催のDX Leader’s Meetup #2にパートナーとして参加したイベントレポート記事が掲載されています。
本イベントでは、Google Cloudの生成AIに関する最新情報や、ユーザー企業による事例紹介、そしてアイレットによるDX開発事業部の取り組み事例紹介が行われました。
アンカンファレンスでは、参加者同士で生成AIに関する情報交換やディスカッションを行い、活発な意見交換が行われました。
『2024 Breakthrough Partner of the Year – Japan 受賞! アイレットにいたから分かったGoogle Cloudの「ここがイイ!」』
マイナビニュース(TECH+:テックプラス)にアイレットの記事が掲載されました。
生成AIのGeminiを使ったチャットボット開発やLookerによるサービス分析など多様な取り組みが紹介され、Google Cloudの魅力や社内の取り組みについて弊社のエンジニアがインタビューに答えています!
その他
『GitHub Copilot IndividualプランとBusinessプランでgithub.comでGitHub Copilotが利用可能になりました』
GitHub Copilot IndividualプランとBusinessプランに、github.comのGitHub Copilot Chatを含むCopilot機能のプレビューアクセスが追加されました!
GitHubのWebUI上でプルリクエストの説明を生成したり、Copilot Chatを起動してプルリクエストに対して解説してもらうことなどができるようになります。
利用すればPRレビュー時間が劇的に短縮されそうです!
次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋
クラウドと生成AIでの業務改善のご相談はコチラ👇
* 生成 AI×Amazon Connect DX ソリューション
* Google Cloud 生成 AI 導入支援サービス