DX開発事業部の西田です!
re:Inventも3日目となりました。
本日のDr. Swami SivasubramanianのキーノートでもSageMakerとBedrockで大量の発表がありました!
そのうちBedrockに新たに追加の予定が発表されたサードパーティモデルに2つについて調べてみました!
poolside
こちらは知らなかったモデルプロバイダーです。
コード生成に強みを持つようでIEDに組み込むことでソフトウェア開発を効率化できます。
2つのモデルがリリース予定となっています。
- malibu
- コード生成、テスト作成、リファクタリング、ドキュメント作成など、複雑なソフトウェアエンジニアリングの課題への対処に優れる。
- 最大トークン数:100,000
- 対応言語:英語
- ファインチューニングをサポート
- サポートされているユースケース:コード生成、ソフトウェア エンジニアリングの課題、テスト生成、ドキュメント生成、カスタムおよび微調整された開発。
- point
- 低レイテンシのコード補完に優れており、高度なコンテキスト認識を活用して開発者のニーズを正確に予測する。
- 最大トークン数:100万以上
- 対応言語:英語
- ファインチューニングをサポート
- サポートされているユースケース:迅速なコード補完、コンテキスト認識予測、インラインAPI提案、構文エラーの防止。
Luma AI
こちらのプロバイダーは今年の6月ごろ話題になっていたので知っている人も多いのではないでしょうか。
無料で試せるDream Machineで作られた動画がSNSを賑わせていたのは記憶に新しいところです。
5〜10秒の動画が生成できるLuma Ray 2モデルがリリース予定となっています。
- Luma Ray 2
- Luma AI の最新の最先端ビデオ生成モデル。テキストまたは画像のプロンプトから、高品質で驚くほどリアルなビデオクリップを作成します。
- 対応言語:英語
- ファインチューニングのサポートはなし
- サポートされているユースケース:ゲーム、映画、エンターテイメント、メディア、eコマース業界向けの迅速な動的ビデオコンテンツの作成。
動画生成AIはAWSからもAmazon Nova Reelが提供されましたが、サードパーティモデルの選択肢もしっかり用意されていますね。
どちらも近日公開予定でまだ使うことはできませんが、自社のモデルもアップデートしながらサードパーティのモデルもしっかり提供し続けようというAWSの戦略が伺えます。
同時にAmazon Bedrock Marketplaceも発表されサードパーティモデルの販売プラットフォームも用意されることになります。
AWSが生成AIソリューションの基盤(Bedrock)としてプラットフォーマーになろうとしている本気を感じられるキーノートでした!
2024年12月19日(木)18時より、「AWS re:Invent 2024」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2024 re:Cap presented by iret」を開催します。 |