1,000人以上の社員がワクワクしながら働く会社って、どんな会社だと思いますか?
2025年からスタートした「アイレットで働く社員の“ワクワク”を伝えるシリーズ」では、アイレットで働く様々な社員にスポットを当て、彼らの“ワクワク”の源を探っていきます。
第4回となる今回は、2025年4月に開催されたアマゾン ウェブ サービス(AWS)のユーザーグループ「JAWS-UG」の一大イベントの一つ「JAWS DAYS」、その運営を実行委員会のメンバーとして担ったアジャイル事業部 開発エンジニアの小巻 玖美です。
コミュニティ活動への情熱、そしてそれが自身のエンジニアとしてのキャリアや働き方にどう影響を与えているのかを聞いてみました!
AWS への熱量に圧巻!JAWS-UG のトリコになるまで

よろしくお願いします!小巻さんはアイレット入社3年目ということで、まずは経歴を教えていただけますか?

こちらこそよろしくお願いします。私は新卒で SIer に入社し、アプリケーション開発を担当していました。ただ、なかなか開発に深く関わる機会が少なく、「もっとガッツリ開発がしたい!」とモヤモヤした日々を送っていました。
そんな中で、前職の最後の案件でアイレットの監視サービスに携わることになり、そこで初めてクラウド、特に AWS に触れて、ガッツリ開発がしたいという気持ちが加速しました。

アイレットを転職先として選んだ決め手は何だったのでしょうか?

カジュアル面談を実施していただいた際にアジャイル事業部・事業部長の平野さんから、「若手でも活躍できる」「裁量を持って色々なことに挑戦できる環境がある」というお話を伺い、開発にガッツリ関わりたい、AWS を活用した案件に携わりたいという自分の求めている環境だと感じました。
最終的に2社から内定をいただいたのですが、AWS の実績と開発者の多さが決め手となり、アイレットへの入社を決意しました。
最終的に2社から内定をいただいたのですが、AWS の実績と開発者の多さが決め手となり、アイレットへの入社を決意しました。

小巻さんは今年の JAWS DAYS 2025 で実行委員として活躍されていましたよね!アイレットに入社する前から JAWS-UG に参加されていたんですか?

JAWS-UG のイベントに参加したのは、アイレットに入社して1年が経って仕事にも慣れてきた頃です。「もっと視野を広げたい!」と同僚と一緒に参加したことがきっかけで、昨年開催された「JAWS DAYS 2024」が初めての参加でした。

初めての JAWS DAYS の印象はいかがでしたか?

学生時代に Web 開発系のイベントには参加したことがあったのですが、AWS という一つのテーマで、こんなにも多くの人が熱意を持って集まっているということに本当に驚きました。
そして、アイレットの多くの社員が深く関わっていることも初めて知りました。
そして、アイレットの多くの社員が深く関わっていることも初めて知りました。

そこから積極的に JAWS-UG に関わるようになったんですね!

はい!イベントに参加することで、こんなにも楽しく新しい知識が得られるんだと実感し、月に一度の LT 登壇や様々なイベントに積極的に参加するようになりました。
初めて参加した JAWS DAYS 2024 では、せっかくならイベントを楽しみたいと参加者による仮想RFPコンペに応募したのですが、初参加なのになんと発表者に選ばれまして(笑)。発表後にはアイレットの方だけでなく、他の方からも声をかけていただいたり、名刺交換をしたりして、コミュニティの輪が広がっていったんです。そこから見事に JAWS UG のトリコです!
初めて参加した JAWS DAYS 2024 では、せっかくならイベントを楽しみたいと参加者による仮想RFPコンペに応募したのですが、初参加なのになんと発表者に選ばれまして(笑)。発表後にはアイレットの方だけでなく、他の方からも声をかけていただいたり、名刺交換をしたりして、コミュニティの輪が広がっていったんです。そこから見事に JAWS UG のトリコです!

コミュニティ活動を通して、どんな学びや発見がありましたか?

繰り返しになりますが、一番は新しい知識や視点が得られることですね。普段業務で使わない知識でも、意外な面白さや将来的な可能性を発見できることがあります。
また、オフラインのイベントに参加すると、他社のエンジニアの方と直接交流できることも大きなメリットです。AWS という共通のテーマで、技術的な課題やサービスの使い勝手について意見交換をしたり悩みを共有したりすることで、新たな気づきや解決策が見つかることがあります。
また、オフラインのイベントに参加すると、他社のエンジニアの方と直接交流できることも大きなメリットです。AWS という共通のテーマで、技術的な課題やサービスの使い勝手について意見交換をしたり悩みを共有したりすることで、新たな気づきや解決策が見つかることがあります。

JAWS-UG に参加する前後で自身に何か変化はありましたか?

一番大きな変化は、積極的にアウトプットをするようになったことですね。ブログを書いたり、LT 登壇をしたりするうちに、自分の考えを人に伝える構成力や表現力が身についたと感じています。この成長は日々の業務でも活かせています。
異例のスピード!支部無所属で JAWS DAYS 実行委員に挑戦

JAWS DAYS 2025の実行委員会になったきっかけは何だったのでしょうか?

きっかけは、JAWS-UG のオフラインイベントに参加した際に、JAWS-UG で長年活動されていて、実行委員としての経験も豊富な米澤さんに声をかけていただいたことです。「イベント運営に興味ない?」という一言に、「ぜひやらせてください!」と即答し、JAWS DAYS 2025の実行委員に飛び込みました。元々興味があったので、迷いはありませんでした。

実行委員はどのようなメンバーで構成されているのですか?

JAWS-UG で長年活動されている、経験豊富な方々がほとんどです。私のような JAWS-UG 歴1年未満での実行委員への参加は、本当に異例だったと思います(笑)。
JAWS-UG は、自分の興味のある分野だったり、住んでいる地域だったりで結成される「支部」に所属するのですが、私はまだ参加したばかりで無所属でした。JAWS DAYS 2025の実行委員長が発表した JAWS FESTA 2024の発表スライドでは、私だけ“無所属”と書かれていました(笑)。
そこから声をかけていただき、現在は、IoT 専門支部と千葉支部に参加して活動しています。
JAWS-UG は、自分の興味のある分野だったり、住んでいる地域だったりで結成される「支部」に所属するのですが、私はまだ参加したばかりで無所属でした。JAWS DAYS 2025の実行委員長が発表した JAWS FESTA 2024の発表スライドでは、私だけ“無所属”と書かれていました(笑)。
そこから声をかけていただき、現在は、IoT 専門支部と千葉支部に参加して活動しています。

実行委員として具体的にどんな活動をしたのですか?

Web 班として、公式サイトのインフラ構築からアプリケーションの開発を担当しました。と言っても基本的な部分は米澤さんが作ってくれたので、私は主にタイムテーブルの情報が更新されるたびに、Web サイトに反映させる作業を頑張りました!
ちなみに、公式サイトは毎年参加者からのフィードバックや、開発担当の意見を取り入れながら進化しています。今年は、Amazon Bedrock を活用した AI チャットボット「Ask SAME」を導入しました。
ちなみに、公式サイトは毎年参加者からのフィードバックや、開発担当の意見を取り入れながら進化しています。今年は、Amazon Bedrock を活用した AI チャットボット「Ask SAME」を導入しました。

実際に運営に携わってみて、大変だったことや苦労したことはありましたか?

イベントが近づくにつれて、Web サイトに公開する情報がどんどん増えていくので、その情報を正確かつ迅速に反映させる必要があり、イベント直前の1〜2ヶ月は特に更新頻度が高かったです。
実は、イベント後も登壇資料やアーカイブ動画の公開作業があり、先日ようやく全ての作業が完了しました。昨年10月から約8ヶ月間取り組んでいたものが完結し、達成感でいっぱいです。
実は、イベント後も登壇資料やアーカイブ動画の公開作業があり、先日ようやく全ての作業が完了しました。昨年10月から約8ヶ月間取り組んでいたものが完結し、達成感でいっぱいです。

本当にお疲れ様でした!実行委員を経験して、改めて感じたことはありますか?

実行委員のみなさん、全員がボランティアなんです。それなのに、本当に熱量がすごいんです。「AWS が好き!」「AWS のコミュニティが好き!」という純粋な気持ちで集まっている、素敵なコミュニティだと改めて感じました。
また、メインデザインの作成、タイムテーブルの調整、スポンサー企業との連携、SNS での情報発信など、各担当の方々の熱意と努力があってこそ、JAWS DAYS の公式サイトが成り立っていることに、心から感謝しています。
また、メインデザインの作成、タイムテーブルの調整、スポンサー企業との連携、SNS での情報発信など、各担当の方々の熱意と努力があってこそ、JAWS DAYS の公式サイトが成り立っていることに、心から感謝しています。
(当日の登壇の様子)
「好き」を原動力に、目指すは AWS Ambassadors

アイレット社内には JAWS-UG に関する Slack チャンネルがありますよね!

アイレットには、JAWS-UG の支部運営に積極的に参加している社員や、登壇で活躍している社員がたくさんいます。Slack チャンネルでは、JAWS-UG に関する情報交換が活発に行なわれていて、事業部を越えた交流が生まれています。
一般的には逆かもしれませんが、私にとっては JAWS-UG での活動を通して、社内の輪が広がったと感じています。
一般的には逆かもしれませんが、私にとっては JAWS-UG での活動を通して、社内の輪が広がったと感じています。

JAWS-UG での経験は、社内での活動にも活かされていますか?

JAWS-UG での登壇経験を通して、人前で話すことや、人に伝わるスライドを作成することに慣れることができました。会社としての登壇は、より長時間のものや大規模なイベントでの発表となるため、JAWS-UG のようなコミュニティイベントでの登壇は、これから登壇に挑戦したいという方にとってはぴったりだと思います。
また、アイレットの社内コミュニティ「もくもく会」に参加してハッカソンも企画したり、社内での活動にも積極的に参加するようになりました。
また、アイレットの社内コミュニティ「もくもく会」に参加してハッカソンも企画したり、社内での活動にも積極的に参加するようになりました。

社内外のコミュニティで活躍する小巻さんはアイレットでどんなことにワクワクを感じていますか?

アイレットには、「これをやりたい!」と手を挙げたことに対して、「いいね!一緒にやろう!」と背中を押してくれる温かい雰囲気があります。新しいことに挑戦する人を応援してくれる環境は本当にありがたいですし、色々なアイデアがどんどん湧き出てくるので、毎日ワクワクしながら働いています!
私のように「好き」を活かして働きたい人にはぴったりな職場だと思います。
私のように「好き」を活かして働きたい人にはぴったりな職場だと思います。

最後に今後の目標について教えてください!

JAWS-UG への参加をきっかけに目標としていた AWS Community Builders に、今年認定していただきました!今は、AWS Top Engineers を目指して、AWS に関する技術力の向上と積極的なアウトプットに取り組んでいます。そして、何よりも AWS が好きなので、AWS をさらに盛り上げていくために、最終的には AWS Ambassadors を目指して活動していきたいと思います。
※AWS Community Builders は、フォーラムや Stack Overflow など AWS コミュニティへの投稿や、オープンソースへの貢献、ブログやプレゼンテーションなどでの積極的な情報提供が行なわれているかどうかなど、活動に関する審査に通過した者のみが選出されます。
※AWS Ambassadors は、AWS の技術スキルとクラウドの専門知識を持つエキスパートとして選出されます。
※AWS Top Engineers は、AWS から技術力や実ビジネスでの実績などを評価された AWS パートナーのエンジニアが選出されます。
詳細はこちら:
・ 「AWS Community Builders」にアイレットから新たに5名が選出されました
・アイレットから「AWS Ambassadors」に3名、「2024 Japan AWS Top Engineers」に11名のエンジニアが選出
※AWS Community Builders は、フォーラムや Stack Overflow など AWS コミュニティへの投稿や、オープンソースへの貢献、ブログやプレゼンテーションなどでの積極的な情報提供が行なわれているかどうかなど、活動に関する審査に通過した者のみが選出されます。
※AWS Ambassadors は、AWS の技術スキルとクラウドの専門知識を持つエキスパートとして選出されます。
※AWS Top Engineers は、AWS から技術力や実ビジネスでの実績などを評価された AWS パートナーのエンジニアが選出されます。
詳細はこちら:
・ 「AWS Community Builders」にアイレットから新たに5名が選出されました
・アイレットから「AWS Ambassadors」に3名、「2024 Japan AWS Top Engineers」に11名のエンジニアが選出
編集後記
インタビューを通して、 JAWS-UG への積極的な関わり方が、エンジニアとしてのキャリアを大きく飛躍させる原動力になっているんだと感じました。
初めての参加からわずか1年足らず「JAWS DAYS」という大イベントの実行委員を経験し、そこで得た学びや繋がりを業務に活かして自身の成長に繋げています。
また、アイレット社内で頻繁に開催されているイベントへも積極的に参加し、着々と実績を残している小巻。今後の活躍を期待しています!
それでは、次回の「アイレットで働く社員の“ワクワク”を伝えるシリーズ」もお楽しみに!