アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

AWS Generative AI Solution Box

生成AIアプリケーションの開発を迅速化するためのサンプル集「Generative AI Solution Box」 が公開されました。このサンプル集を使うことで、ユーザーは煩雑な設定作業を行うことなく、簡単に生成AIを用いたアプリケーションをワンクリックで構築・実験できるようになります。生成AI活用のためのフレームワークGenUも収録されており、開発の知見がない方でも簡単にアプリケーションをデプロイできるようになっています。

Amazon Q CLIでゲームを作ろう Tシャツキャンペーン

AWSの生成AIアシスタント「Amazon Q」のCLI版を利用してゲームを開発し、その成果をSNSに投稿すると特製Tシャツがプレゼントされるキャンペーンが実施中(2025年5月20日~6月20日)。日本を含むアジア太平洋地域限定で、条件を満たす参加者向けに開催されています。

Gemma 3 27B InstructモデルがAmazon Sagemaker JumpStartとAmazon Bedrock Marketplaceで提供開始

Googleが開発した高性能な大規模言語モデル「Gemma 3 27B Instruct」が、AWSの「Amazon Bedrock Marketplace」および「Amazon SageMaker JumpStart」で新たに提供開始されました。このモデルは、特に複雑な指示への応答能力に優れ、高度な推論タスクや対話型AIアプリケーションの開発に適しています。これにより開発者は簡単な設定で高品質な生成AIアプリを迅速に実装・運用できるようになります。

AWSのサーバレス、コンテナ向けのMCPサーバーが公開

サーバレスおよびコンテナ環境に最適化された新しい「Model Context Protocol(MCP)サーバー」が発表されました。
なお、AWSから公開されているMCPサーバーはawslabs リポジトリから試すことができます。

Google

Google DriveのサイドパネルGeminiで動画理解可能になりました

今回のアップデートでGoogle Drive内の動画に対してもGeminiを使用して要約や質問ができる機能が追加されました。これにより、ユーザーは動画の内容を迅速に把握できるようになります。現在は英語のみで利用可能で、動画のキャプションが有効になっている必要があります。また管理者はこの機能を有効にするための設定を行う必要があります。

Vertex AIのインターフェースがリニューアルされました

Google CloudのVertex AIが大幅にリニューアルされ、開発者向けの使いやすいインターフェースが提供されるようになりました。新しいVertex AI Studioでは、Gemini 2.5などの最新AIモデルを使用したプロトタイピングや実験が簡単に行うことができ、効率的なワークフローを実現できます。また、ダークモードの導入やプロンプト管理機能の強化により、開発環境がより快適に進化しています。

Vertex AI Ranking APIが発表されました

Google Cloud は新しい Vertex AI Ranking API を発表しました。この API は情報の精度を向上させ、検索やエージェントワークフロー、RAG システムにおいて信頼性の高い結果を提供します。新しいセマンティック リランキング モデルも搭載し、業界標準のデータセットでの評価に基づいて最高のパフォーマンスを実現しています。

手話の音声テキスト変換AI「SignGemma」が発表されました

手話を音声テキストに変換可能なオープンモデルの生成AIであるSignGemmaが発表されました。例えばARグラスに組み込まれれば手話を知らない人でも簡単に意思疎通ができるようになるかもしれませんね。
意見や要望がある方はリリースに向けたGoogle フォームからフィードバックを送信することができます。

Anthropic

Claude モバイルアプリに音声モードを展開

Claude モバイルアプリに音声モードがベータ版として展開されました。
Claude に話しかけ、Claude の音声応答を聞くことが可能になります。

GitHub

GitHub Copilot Spaces 機能

コード、ドキュメント、仕様などを一元化することで、GitHub Copilot がより関連性の高い応答を提供できるようにする機能です。
この機能により、Copilotを特定のプロジェクトの専門家として機能させることができ、また組織内で専門知識を共有することが容易になります。
GitHub上のリポジトリと連携して自動的に更新されるので、常に最新の状態になります。
現在早期プレビュー版として提供されており、GitHub Copilot Business またはEnterprise で利用可能です。

アイレット

Data & AI Summit ’25 Spring

DX開発事業部の矢原が登壇したData & AI Summit ’25 Springが開催されました。
オウンドメディアにセッションレポートも投稿されているので是非ご覧ください。

【Data & AI Summit '25 Spring】セッションレポート:データと Gemini 2.0 でカラオケ UX と業務効率を向上する第一興商様の DX
2025年5月28日(木)に開催された「Data & AI Summit '25 Spring」に現地参加してきましたので、会場の雰囲気やセッションの紹介をしたいと思います。Data & AI Summit '25 Spring会場の様子オフラインの会場は、Googleさんの渋谷オフィス。何度か訪れたことがありますが、洗練されていてオシャレだなと毎回感激してしまいます!今回のイベントは、展示ブースはなく、3つのセッション会場があり、Google Cloud の方やパートナー企業の方のセッションが行われていました。どの会場も多くの人で埋め尽くされ、立ち見が...
【Data & AI Summit '25 Spring】「生成 AI が拓くデータ活用の新境地:Google Cloud の「データ エージェント」とは?」レポート
はじめに2025 年 5 月 28 日(水)に行われた Google Cloud 主催の「Data & AI Summit'25 Spring」に参加してきました!そのイベント内の「生成 AI が拓くデータ活用の新境地:Google Cloud の「データ エージェント」とは?」のセッションのレポートとなります。セッション概要タイトル:生成 AI が拓くデータ活用の新境地:Google Cloud の「データ エージェント」とは?登壇者:Google Cloud 山田 雄 氏公式より2025 年 4 月に開催された Google Cloud Next '25 Las Vegas で、大きな注目を集めた新発表「データ エー...

アイレット中途採用説明会「うぇぶはち会 #45」

2025年6月19日(木)20時より、アイレットの中途採用説明会『うぇぶはち会 #45』を開催します。

今回は 生成 AI や、Google Cloud での開発を得意とする DX開発事業部のエンジニアが登壇!
事業部の雰囲気も感じられるような会となっております。

AWS における AI/ML・データ分野の認定資格を最多取得したパートナー企業として「AI/ML and Data Engineers Champion」を初受賞 〜「Specialty of the Year」の4年連続、「Developer Champion of the Year」の5年連続受賞も達成〜

アイレットが、AWST&C グローバル パートナー イネーブルメント本部によるエンジニア育成に力を入れているパートナー企業を表彰する「AWS Japan Certification Award 2024」において、「AI/ML and Data Engineers Champion」「Specialty of the Year」「Developer Champion of the Year」の3部門を受賞しました!

その他

DeepSeek-R1-0528 公開

DeepSeekは、同社が開発するLLMの最新バージョン「DeepSeek-R1-0528」を公開しました。
ベンチマークパフォーマンスの向上、フロントエンド機能の強化、ハルシネーションの軽減、JSON 出力と関数呼び出しのサポートなどのアップデートがありました。

Mistral AI の Agents API

Agents APIは、言語モデルをベースに、アクション、コンテキストトラッキング、マルチエージェントを連携させるためのツールで構成されています。
各エージェントはコネクタや MCP ツールと連携することで、コードの実行、Web検索、画像生成、Mistral Cloud からのドキュメント取得などの実行が可能です。

PLaMo翻訳 を公開

Preferred Networks は、PLaMo 翻訳を公開しました。
PLaMo 翻訳は、PFN グループがフルスクラッチ開発する国産 LLM「PLaMo」のモデルで日本語の翻訳に特化したものになっています。
特徴として、自然で流暢な翻訳結果、原文に忠実な形式、コンパクトなサイズが挙げられます。
利用方法として、専用サイトでの試用、オンプレミス環境、今後 API 利用も考えている予定です。

デジタル庁が「行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン」を策定

政府における生成AIの利活用を促進しつつ、それに伴うリスクを適切に管理するための体制やルールを定めるガイドラインが策定されました。
ガイドラインは、行政目的の効率的・効果的な実現、企画立案能力や情報収集・分析能力の向上、政策・文書等の質の向上、既存政府情報システムの機能向上、AI分野における国際競争力向上などを目的としています。


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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🍺 Shunji Nishida 👤 Tetsuya Yamagiwa 🇧🇷 Yuki Maeno 🏍️ Naoki Tamura

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