※本記事は、2026年1月時点の情報に基づいて公開しています。
はじめに
−「Amazon RDS for MySQL 8.0 の標準サポート終了」− 最近、AWS からそんなお知らせが届いた方はいませんか?
この通知を受けて、私たちの元にも 「通知が届いたけれど、具体的に何をすればいいの?」「もし更新せずに期限を過ぎたらどうなる?」 といったお問い合わせが多数寄せられています。
先日、同様の通知があった Amazon RDS for PostgreSQL 13 についての記事を公開しましたが、今回は Amazon RDS for MySQL 8.0 版 として、対象バージョンやスケジュールを中心にお伝えします!
なお、「延長サポートの仕組み」や「料金発生の注意点」などの共通事項 については、PostgreSQL 13 の記事で詳しく解説しています。基本的な考え方は同じですので、仕組みを詳しく知りたい方はぜひそちらも併せてご確認ください!
・【重要】Amazon RDS for PostgreSQL 13 標準サポート終了と延長サポートの概要
https://iret.media/181195
この通知ってなに?(MySQL 8.0 編)
現在ご利用中の MySQL 8.0 の「RDS 標準サポート」は、2026年7月31日をもって終了します。 これに伴い、以下の対応が必要となります。
- 期限: 2026年7月31日まで
- 必要な対応(以下のどちらか)
- 新しいバージョンへアップグレードする
- 延長サポート(有償)を有効化し、利用を継続する
本通知は、「期限内でのアップグレード」または「費用を伴う延長サポート」のいずれかをご判断いただき、期日までに必要な対応を行っていただくための重要なお知らせです。
メジャーバージョンアップグレードを実行するにはどうすればいい?
RDS for MySQL 8.0 を継続して利用する特別な要件がない場合は、RDS 標準サポートが終了する 2026年7月31日 より前に、データベースを新しいメジャーバージョンへアップグレードすることを推奨します。
手順については、以下の公式ドキュメントをご参照ください!
・RDS for MySQL のメジャーバージョンのアップグレード
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_UpgradeDBInstance.MySQL.Major.html
Amazon RDS 延長サポートについて
「延長サポートの仕組み」や「自動的に切り替わる挙動」、「復元時の注意点」などは、基本的に PostgreSQL 版と同様です。
詳細な仕様や注意点については、以下の記事の「Amazon RDS 延長サポートとは?」の章をご確認ください。
・ 【重要】Amazon RDS for PostgreSQL 13 標準サポート終了と延長サポートの概要
https://iret.media/181195
ただし、料金体系やスケジュールは MySQL 独自のもの となりますので、以下に MySQL 版の情報をまとめました!
▼料金について
MySQL の延長サポート料金については、以下の公式ページをご参照ください。
・Amazon RDS for MySQL /Amazon RDS 延長サポートのコスト
https://aws.amazon.com/rds/mysql/pricing/
▼スケジュールについて
2026年1月現在、以下のスケジュールが公開されています。
・Release calendars for Amazon RDS for MySQL
https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/MySQL.Concepts.VersionMgmt.html#MySQL.Concepts.VersionMgmt.ReleaseCalendar
| MySQL メジャーバージョン | RDS のリリース日 |
RDS 標準サポート終了日 | RDS 延長サポート価格設定開始(1 年目) | RDS 延長サポート価格設定開始(3 年目) | RDS 延長サポート終了日 |
|---|---|---|---|---|---|
| MySQL 5.7 | 2016年2月22日 | 2024年2月29日 | 2024年3月1日 | 2026年3月1日 | 2027年2月28日 |
| MySQL 8.0 | 2018年10月23日 | 2026年7月31日 | 2026年8月1日 | 2028年8月1日 | 2029年7月31日 |
| MySQL 8.4 | 2024年11月21日 | 2029年7月31日 | 2029年8月1日 | 2031年8月1日 | 2032年7月31日 |
※公式情報の更新により変更される可能性があります。
アップグレードを行う際は、アプリケーションの互換性チェックや予期せぬ不具合に備えて十分に検証を行い、余裕を持ったスケジュールで進めることを強く推奨いたします!
まとめ
最後に、公式ドキュメント参照時の注意点です。 特にスケジュールに関する情報などは、日本語版よりも英語版のほうが更新が早く、内容がより正確な場合が多くあります。そのため、可能な限り、英語版もあわせて確認することをお勧めします!
今回は、Amazon RDS for MySQL 8.0 の標準サポート終了 について、PostgreSQL 版との違いを中心にご紹介しました。
本記事が参考になれば幸いです!