2026年6月26日(金)、東京ビッグサイトで開催された「AWS Summit Japan 2026」のAnthropic ブースにて、KDDIアイレットの本間 崇平が登壇し、『AI 駆動開発』をテーマにセッションを実施しました。本記事では、セッションの様子をレポートします。

▪️イベント会場の様子

当日の Anthropic ブースは、会場内でもひときわ大きな人だかりができていました。通路まで人が溢れ、交通整理の係員がフル稼働するほどの混雑ぶり。セッション中はスクリーンまで30センチという近さで参加者が前のめりになって聞き入る場面も見られ、会場内でぶっちぎりの熱気を誇るブースとなっていました。

▲ AWS Summit Japan 2026 での Anthropic ブース。通路まで人が溢れる大盛況だった

 

▲ スクリーンのすぐそばで食い入るように聞き入る参加者たち

▪️セッション

セッション名は「Claude × gaipack 15分で語る AI 駆動開発 実践のリアル」。gaipack本部 AIDD技術部 室長の本間 崇平が登壇し、KDDIアイレットが提供する AI 統合ソリューション群「gaipack」の立ち上げから約9ヶ月で積み上げてきた AI 駆動開発(AIDD)の実績を紹介しました。

▲ 登壇の様子

「超高速改善ループを実施せよ」

本間はセッションの冒頭、「今日持ち帰ってもらいたいこと:超高速改善ループを実施せよ」と提言。夢物語ではなく、現場で AI を継続的に回し続ける仕組みとして、9ヶ月のリアルな実践が語られました。

AI 研修から実装まで、全工程で Claude Code を活用

本間が所属する gaipack本部では、AI 導入の前にまず4日間の研修プログラムを実施しています。「非エンジニアでも流れを理解する」をコンセプトに、エンジニアと非エンジニアが一緒にハンズオンを行い、全員が同じスタートラインに立てる設計です。

開発フェーズでは、商談時の文字起こしから PRD(要件定義書)作成・デモ生成まで一気通貫で Claude Code が処理。フロントエンドとバックエンドを並列実装するサブエージェント活用や、テストが合格(GREEN)になるまで AI が自動修正を繰り返す品質ゲートの仕組みも紹介されました。

▲ gaipack のサービス全体像を紹介する本間

「誰が依頼しても同じ品質」を実現する

担当者による品質のばらつき(属人化)を防ぐため、Claude Code への指示手順をパッケージ化した「SKILL」を全メンバーに配布。さらに毎日30分、YouTube ライブ形式で AI 活用ノウハウを全員で共有する取り組みを継続することで、組織全体の AI 活用レベルの底上げを図っています。

▪️まとめ・感想

今回のセッションを通じて印象的だったのは、「AI で全部できます」という話ではなく、研修設計・品質ループ・スキルの標準化・毎日の情報共有といった地道な仕組みの積み重ねが語られていた点です。「誰が依頼しても同じ品質」という目標に向けて、9ヶ月間愚直に改善を続けてきたリアルが伝わってくるセッションでした。

▪️最後に

生成 AI を活用した開発に取り組んでいる、または検討されている企業の方は、ぜひ gaipack にご相談ください。

https://www.gaipack.ai/