はじめに

こんにちは!
DX開発事業部の篠子です。

私は普段PM(プロジェクトマネージャー)として、複数の案件の進捗管理を行っておりますが、
その中で一つ困っている点があります。

それはタスク管理です。
朝一番に確認している内容だけでも、以下のように多岐にわたります。

  • 顧客対応
    • 問い合わせチェック
  • 社内メンバー調整
    • リソース調整、スケジュール登録
  • 課題管理
    • タスクの進捗を確認
    • WBSの更新など
  • 定例準備
    • 会議のAgenda作成
    • 前回の会議の内容確認

やっかいなのが、皆さんも同じかと思いますが、これらの確認ツールがバラバラに分かれていることです。

Slack(チャット)、Backlog(タスク管理)、メール、Google Drive(管理ツール)などを横断的にチェックする必要があるため、
朝から脳のCPUがフル稼働となり、いっぱいいっぱいになってしまいます。

※イメージ

「何かAIを使って解決できないか?」と模索した結果、AIエージェントを秘書のように活用することで、
朝のタスクを効率的に整理できるようになった
ため、今回はその方法をご紹介します!

Gemini Enterpriseでタスク整理エージェントを作成

今回使用したのは、GoogleのAIエージェントサービスであるGemini Enterpriseです。
結論からお伝えすると、このようにエージェントが毎朝のタスクを自動で整理し、教えてくれるようになりました。

※イメージ

エージェントの構築方法(わずか10分で完了!)

先ほどお見せしたエージェントですが、実はわずか10分程度で作成しています。

手軽にエージェントを構築できる点が、Gemini Enterpriseの大きな魅力です。

簡単に作成手順をご紹介します。

  1. エージェントデザイナーを起動
  2. エージェントにやってほしいことを指示
    →今回でいうと以下のような指示を与えています。
    (概略)
    あなたは私のパーソナルアシスタントです。Google Calendar / Gmail / slack_agent / Google Drive / NotebookLM から最新情報を集め、今日やるべきタスクを優先度付きで提案してください。## 収集する情報
    – **カレンダー**: 今日の会議と空き時間。事前準備が必要な会議はタスク化
    – **Gmail**: 未読・未返信から要対応を抽出。議事録メールからアクションアイテムと期限を特定
    – **Slack**: 下記チャンネルの進捗を確認し、期限切れ・停滞タスクを検出
    – testA, testB, testC, testD, testE, testF, testG, testH, testI, testJ, testK, testL, testM
    – その他:社内案件など
    – **Drive / NotebookLM**: タスク遂行に必要な背景・仕様があれば補足## 出力フォーマット
    **本日のサマリー**(予定概要・作業可能時間・全体状況を2〜3行)**■ プロジェクト関係** / **■ その他** の2区分で、それぞれ優先度 高・中・低に分けて記載:“`
    [タスク名] (情報元: XX) – 期限: XX/XX
    理由/詳細:
    “`- 高:今日必ずやるべき / 期限切れ・間近 / 今日の会議準備
    – 中:近日中に着手 / 自分がボールを持つ未返信
    – 低:空き時間で進める / ナレッジ確認## 制約
    – データソースにない情報からタスクを作らない
    – 期限不明なタスクは文脈から緊急度を推測してよいが、その旨を注記
    – 検索結果が0件のツールはその旨を報告
  3.  スケジュール設定
    1. 毎朝9時に定期実行をするよう指示

上記3ステップで簡単にエージェントを作成することが出来ます!

その他の活用方法

 

今回は「PM業務における朝のタスク整理」の事例を紹介しましたが、ほかにも以下のような活用が可能です。

  • 顧客向け週次ステータス下書き
    • トリガー:毎週○○曜日、△△時
    • 内容:顧客とのSlack・メール・完了タスクを集約し、報告書のドラフトを作成
  • 停滞課題・ブロッカー検知
    • トリガー:毎日〇〇時
    • 内容:Backlogとチャットを横断し、期限が迫っている/動いていない課題を洗い出し
  • 定例MTG後のサマリー配信
    • トリガー:MTG開始の〇〇時間前
    • 内容:議題・関連チケット・前回の宿題を集めて、サマリーを配信

終わりに

今回はGemini Enterpriseを用いてPM業務負担軽減案について紹介しました。
日常業務の「困った」をAIエージェントを使って改善してみてはいかがでしょうか。
ぜひ活用してみてください!