アイレット 第四開発事業部の矢原です。
GraphQL に興味があり、その中で GraphQL に対応している AWS AppSync のセッションに参加してきました!
基本情報
概要
Customers use AWS AppSync to build serverless GraphQL APIs because it helps them develop applications faster by giving developers the ability to access data from multiple backend services in a single endpoint with fewer network calls. Join this session to learn about exciting new AWS AppSync features that make it even easier for API developers to realize the benefits of GraphQL for their application development.
お客様は AWS AppSync を使用してサーバーレス GraphQL API を構築しています。これは、開発者がより少ないネットワークコールで複数のバックエンドサービスから単一のエンドポイントでデータにアクセスする能力を与えることによって、アプリケーションの開発をより迅速に行なうことができるためです。このセッションでは、API 開発者がアプリケーション開発における GraphQL の利点をより簡単に実現するための、エキサイティングな AWS AppSync の新機能についてご紹介します。
セッションタイプ
- Breakout Session
スピーカー
- brice pelle, Principal Product Manager, Amazon Web Services
- Ed Lima, Sr. Product Manager, Amazon
アジェンダ
- API evolution: Why GraphQL?
- Accelerate multi-team development with GraphQL
- Accelerate development with JavaScript resolvers
API evolution: Why GraphQL?
GraphQL を使うことで、単一のエンドポイントにすることが可能になります。
また、フロントで欲しいデータのみを指定して抽出することができるようになります。
とある情報によると、2025年までに本番環境で GraphQL を使用する企業は50%以上になると予想されているみたいです。
このパーセンテージには驚きました。
Accelerate multi-team development with GraphQL
AWS AppSync は、サーバーレスな GraphQL API での開発を可能にするマネージドサービスです。
また、1つのリクエストで複数のデータソースにアクセスすることも可能です。
また複数チームで開発している場合、アカウントごとに定義していた GraphQL のスキーマをマージすることが可能みたいです。
このあたりは少し理解するのが難しかったので、後ほど見返したいと思います。
Accelerate development with JavaScript resolvers
リゾルバ
リゾルバとは実際のデータソースにアクセスする機能です。
実際のデータを操作するリゾルバを Apache Velocity Template Language(VTL)から多くの開発者が慣れている JavaScript に書き換えることで開発が楽になるよという内容でした。
やはり JavaScript のほうが慣れているので、VTL について詳しくない私からするとわかりやすいです。
コード補完やタイポを検知してくれたり、その他にも便利な機能が使えるライブラリや ESLint をサポートしたライブラリもあります。
デモ
最後にリアルタイムでサッカーのどちらのチームが好きかを投票するアプリのデモを見せてくれました。
会場で読み込んだ QR コードでアプリを開いて投票すると、リアルタイムで投票数が増えています。
AppSync は pub/sub の機能を持っているので、サブスクリプションを設定するとデータソースの変更をリアルタイムで追うことができます。
アプリの仕組みをある程度知った上で、アプリが動いているところを見ると楽しいですね。
最後に
GraphQL、AppSync についてセッションを聴くまでは少ししかわからなかったものの、AppSync についてどんな機能があるのかをある程度知ることができました。
また、リゾルバを JavaScript で実装できると知り、AWS AppSync 導入の障壁は低くなりそうだなと感じました。
まだまだわからないこともあるので、実際に AppSync で色々試していきたいなと思いました!
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