こんにちわ、Mitsuoです。
AWS re:Invent 2023が盛り上がっていますね。
そんな中恐縮ですが、11月27日にBeta版のAWS認定試験「AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01)」 を受験しました。
あまり準備をしないまま受験をした事もあり、大した物は書けませんが、受験した感想を記事に残したいと思います。
1. はじめに
AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01)とは、データエンジニア向けに新設されたAWS認定試験です。
当試験はBeta版として2023年の11月27日から2024年1 月12日まで受験が可能です。
Beta版は通常版の認定試験と比べて以下の様な特徴があります。
- 受験料が安く「75 USD」で受験が可能
- 試験時間が170分間で、試験形式は85問出題
金額や試験時間、形式は試験によって変わってくるかもしれません。
また、言語は英語で日本語の受験は出来ません。
詳細については、公式のURLを参照してください。
2. AWS認定プログラムアグリーメントについて
AWS認定試験にはAWS 認定プログラムアグリーメントというものがあり、試験で出題された内容を公開、流布することが禁止されています。
参加者は、認定試験を含む試験関連資料はすべて AWS 秘密情報であることに同意する。 AWS は、あらゆる技 術および知的財産権を含む、自己の秘密情報に対する権利、権原および権益を有する。 参加者は、その形態を 問わず、AWS 秘密情報を使用し、開示し、複製し、複写し、送信し、流布しまたは二次的著作物を作成するこ とはできない。
このブログはあくまで受験レポートになるため、ここの勉強をしておけば合格できます!のような物は書いていないです。
あくまでBeta版の温度感を知ってもらう程度で読んでいただけると嬉しいです。
※当試験はBeta版であるため通常版と内容が一部変更される可能性があります。
特に内容には触れていないので大丈夫かと思いますが、受験前には試験ガイドを一読することをおすすめします。
3. 受験者について
自社ブログで投稿しているので自明ですが、iretにてインフラエンジニアとして働いています。
主にAWSを中心としたインフラの設計・構築構築を担当しております。
構築経験は、前職を含めて3年弱ほどです。マネジメント業務のバックボーンがあり、そちらの方が長いです。
データエンジニアとしての経験は無いですが、業務でGlueやAthenaに触れたり、データ分析系のサービス(Redshift、QuickSightなど)を調べる機会があったので、机上ですがなんとなくの知見は持っていると思います。
AWS認定試験は廃止されている物を除き全て保有しています。
英語力はTOEICで765点くらいでそこまで高くないです。Readingの最高点が420点なので聞くよりは読む方が得意だと思ってます。
4. 受験動機
Beta版を受けた事がなかったので経験してみたかったのと、試験の鮮度が高い状態で受験したかったためです。
鮮度が高いと表現しているのは、対策のし易さと解釈してください。
AWS認定試験自体は有益ですが、インターネットには体験記が出回っており比較的対策しやすい試験だと感じています。
であれば、情報が出ていない今、人柱になって砕けてみるのも面白いのではないかと。
5. 受験の準備
特別準備はせずに受験しました。正直なところ怠慢の他なんでもないです。
とはいえ、前日に不安になって最低限のリサーチやお勉強はしました。
- 試験ガイド
- AWS Certified Data Engineer – Associate 公式練習問題集
- ここで正答率55%を叩き出し「あれ・・・これやばくね?」
- AWS Black Belt
- Amazon Redshift Overview【AWS Black Belt】
- 「特にRedshift周りが不安だ、基礎だけ頭に入れておくか・・・」、深夜の2時頃の話です
6. 受験後に感じたこと
まず、初めに感じたのが問題量のボリュームです。
単純計算でわかるのですが、試験時間が170分に対して85問解くとなると、1問あたり2分で解く必要があります。
幸いアソシエイト試験ではあるので、問題文はそこまで長くないのですが、英文をこのスピード感で読んで解くのは中々に辛かったです。
正直な所、認定試験の日本語もあまり得意ではないので、意味を読み取れない時は英語にスイッチしながら解くのですが英語で受験するとそれも出来ないです。
そんなこんなで、選択肢が絞れない問題がいくつかありましたが、考える時間は用意されていないので振り返ることも無く完全に割り切って解いてました。
次に感じたのが、データ分析系のサービスの理解の浅さです。
受験の準備をしてない人間が何を言ってるねん、という話ですがもう少し解けるかなと思ってたところはあります。
いい感じにディストラクターに惑わされました。
DASが廃止されるので、DEAのPro版が今後登場すると推察しますが、DASを直近で受験した人なら若干の差異はあるものの、知識を応用出来ると思います。言語の壁を除き、難易度はDAS > DEAだと思います。
もしかしたら合格してるかな?多分無理だと思うけどくらいの肌感です。
不合格の際は、通常版を受験予定の方、一緒に受験しましょうね()
7. まとめ
いかがだったでしょうか。
他社様のブログで既にレポートが上がっていたので投稿しても二番煎じになるかと迷ったのですが、
私みたいにデータエンジニアじゃないけどAWSは触ってるからワンチャンあるかもしれないという方、受験を迷ってる方もいると思い投稿してみました。結果はどうであれ、新鮮な試験を受けると自分の現在の知見を測ることが出来るのでいいですよ!
以上が受験レポートになります。
人柱になれていれば嬉しいです、Mitsuoでした。