はじめに
アイレット株式会社 クラウドインテグレーション事業部の熊田と申します。
現在、クラウドインフラを中心にプロジェクトマネージャ(PM)をしています。
前職ではアプリケーション側のPMもしていました。
コロナ禍になってリモート時代に入りプロジェクトの管理に行き詰まりやすい人もいるかと思います。
リアルではできたこともリモートだとできないこともある リモートにも良さがあり、それを掴めばリアル以上の成果を出すことは可能です。
実際、私のチームではリモートに入ってチーム内売り上げが成長し続けています。
実際行っていること、心がけていることなどを複数回に分けて、説明します。
リアルとリモートでの特徴の違い
リアルとリモートで管理側から見た特徴に違いがあります。
リアルでの特徴
- メンバーの表情がわかる
- メンバーの業務態度がわかる
- メンバーの作業中か否か(正確には自席で作業をしていると思われる)
- 必要に応じて直接話ができる(会議室が必要な場合がある)
つまり、メンバー自身からの外見から知り得る情報と、いつでも話せるという安心感が最大のメリットだと思います。
リモートで知り得る情報
- メンバーからの報告がある内容
- メンバーからの作業結果
- メンバーが作業中かどうか(チャットツール等のステータスで確認)
- 必要に応じて、オンラインミーティングは可能(タイミングさえ合えば会議室は不要)
つまり、メンバー自身が発信した情報が基本的に得られる情報です。
ただし、こちらは上長から見たメリットで、メンバーからすれば以下のような感じ方をしてしまうこともあります。
- 上長が判断したメンバーの表情(体調や雰囲気も上司の主観が基本)
- 上長が判断したメンバーの業務態度(業務をしているかどうかも業務の上長の主観)
- 上長が判断したメンバーが作業かどうか(上長が判断が作業中と判断しない限りは作業中ではないことになる)
- 上長が必要と感じれば話しかけられる(メンバーの作業状況に関係なく)
まとめ
リモートだとするとやはりメンバーからの情報を管理者主体で得られることが少ないです。
状況と結果のみで判断することとなるため、主観によるバイアスが最小限になる このことを利用してリモートでのマネジメント効果を上げてきた内容を今後説明してきます。