はじめに

アイレット株式会社 クラウドインテグレーション事業部の熊田と申します。

 

今回はリモート環境でのスケジュール管理です。

リモートでのスケジュール管理はリアルより気をつける必要があります。

リアルだと誰か話す声、雰囲気、状況など職場で感じ取れる情報から、スケジュール状況をメンバーが自然と意識する機会も多いと思います。

しかし、リモートだとスケジュールをメンバー自身でチェックしてもらうなど、スケジュール状況を認識しづらい場合もあります。

そのためにも、実践している内容について説明します。

 

リモートでのスケジュール管理の注意点

リモートでの注意点は大まかにいえば以下の通りです。

 

メンバーへのスケジュール共有がしづらい、メンバーがスケジュール状況がわかりづらい

スケジュールを共有するという場合、たとえば、職場に大きくスケジュールを提示する、 共有するWBSなどの情報を見やすい場所に置いておくなども行っている方もいるかと思います。

ですが、リモートの場合、そもそもWBSのリンクを送り、そちらを確認してもらうことになります。

こちらをメンバーが意識的に見てもらえれば認識してもらえますが、見てもらえるかどうかはメンバー次第となります。

また、見たところでスケジュール状況を認識してもらえてなければ、結局共有をしたというよりは連絡をしただけで、スケジュール遅延のきっかけになることもあり得ます。

私のグループではメンバー自身に把握することの情報をコントロールしています。

 

スケジュール情報を細分化して確認・共有をする

スケジュールといってもPMが見ている情報量とメンバーが見ている情報量は異なります。

また、認識している

・当日、直近のスケジュールを常に認識・把握する ・締め切りが迫っているもの、スケジュールが何かしらの外部影響を受けるなどの情報を毎朝報告(特になければ、ない情報を連絡)

・メンバーそれぞれのタスクの進捗影響によってスケジュールに影響しやすい場合は関係するメンバー全員にそれぞれの進捗情報を報告

 

まとめ

スケジュールを把握するのは基本的にPMなどのマネジメント側であり、メンバーはスケジュールを常に意識するよりもタスクに集中して進捗率を上げるほうが効果的と考えています。

その進捗を維持することができればスケジュール遅延防止の対策できると思います。

 

以上、リモート環境におけるスケジュール管理についての説明でした。次回はリモート環境でのメンバーへのリスク管理を説明します。