AWS 認定資格は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)に関する専門知識や技術スキルの保有を証明する資格です。
「FOUNDATIONAL(基礎)」「PROFESSIONAL」「ASSOCIATE」「SPECIALITY(専門知識)」の4つのレベルに分類されており、全12種の資格に挑戦ができます。2024年8月20日時点。
AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム
アイレットでは入社時新卒研修で AWS の理解を深めるコンテンツを複数提供しています。
昨年は23新卒社員の髙村が、入社後4ヶ月でAWS 認定資格全冠を達成しました。
アイレット新卒シリーズ Vol.37 新卒入社社員の中で歴代最速!入社4ヶ月で AWS 認定資格を全冠達成した社員へインタビュー
そして、今年はなんと24新卒社員の 開江 太一が入社後3ヶ月半で AWS 認定資格全冠を達成しました!
今回、全冠取得までの取り組みについて、モチベーション維持の方法などを開江へインタビューしました。
DX開発事業部
開江 太一
「自分の努力」次第でチャンスが広がる環境に魅力を感じてアイレットに入社
AWS 認定資格全冠、おめでとうございます!
開江さんは24新卒として今年入社されましたが、なぜアイレットに入りたいと思ったのでしょうか?
学生時代からクラウドに興味があり、クラウド事業を手掛けている会社を中心に就職活動を進めていました。
様々な会社の説明会に参加する中で、特に印象に残ったのが「
アイレットに順番待ちはない」という言葉です。
自分の努力次第でチャンスが広がる環境に強く魅力を感じたため、アイレットへの入社を決めました。
自分の努力次第で活躍していける環境が、開江さんには合っていると感じたのですね。
そうですね。積極的に挑戦していきたい性格なので、アイレットの環境でどんどん成長していきたいと思いました。
配属前に全冠達成!そのモチベーションの源を探る!
次に、開江さんが全冠を目指した理由について教えて下さい。
私はまだ新卒1年目ということで、情報系の専門学校を出たものの、まだ知識も経験も浅い状態です。、なので、現場に入る前にある程度予習をしておきたいという思いがありました。
体系的に学ぶためには、資格の勉強が最も効率的なのかなと思い、資格勉強に力を入れようと考えました。
体系的な勉強のために資格取得に挑戦されたのですね!なぜ、AWS の認定試験に挑戦しようと思ったのでしょうか?
アイレットには、保有している資格に対して報奨金を支給する「資格保有報奨金制度」などの
資格取得に対する制度があり、特にクラウドベンダー資格に比重を高く設定して取り組んでいる社員が多いと感じていました。
自分もしっかりと体系的に AWS について勉強することで、今後のキャリアにも活かやすいのではないかと考えたからです。
開江さんは開発エンジニアを目指してますよね。認定資格には、開発エンジニアだと業務で触れる機会が少ないサービスについても深く問われるかと思うのですが、どのように勉強しましたか?
もちろん、開発エンジニアですと開発系のサービスを扱うことが多くなるかと思うのですが、私の軸として「まずは全体を勉強してから細かく学んでいきたい」という気持ちがありました。とくに、特にセキュリティの知識は、AWS に関わらず、エンジニアとして今後役に立つと思い、取り組んでいきました。
自己研鑽を積むのが好きなのですね!
そうですね。アイレットには「
入社前保有資格の受験料に対する入社一時金支給制度」もあるので、「取らない理由はない!」と思い、内定時代に AWS の基礎に関する「Cloud Practitioner」やより専門的な「Solutions Architect – Associate」、「Certified Developer – Associate」「Certified SysOps Administrator – Associate」の4つを取得しました!
素晴らしいですね!入社後は4月〜7月中旬までの3ヶ月半の間、入社時研修があり、ビジネススキルやIT基礎〜プログラミングと技術研修がたくさん用意されていましたが、資格の勉強との両立はいかがでしたか?
ある程度計画的な学習ペースを考えていたので、乗り切れました。研修中の休憩時間を使って問題を解いたり、休日はしっかりと勉強を続けていきました。愛犬の散歩をしながら、イヤホンをつけて AWS のサービスについて解説動画を聞いたりも(笑)。
あと、研修中に設けていただいた「自己学習Day」*はフル活用しました。「自己学習Day」によって、インプットするだけでなく、しっかりアウトプットすることができる時間を取れたので得られたものが多かったと思います。
*研修内容の復習・予習、クラウド資格勉強・受験など各々の裁量で活用できる自主学習日。FY24で試験導入!
休憩時間や散歩しながら勉強を続けていたんですね!
月に2つ資格を取得することを目標にしていたので、スキマ時間も無駄にせず活用したいと考えていました!
非常にモチベーション高く取り組んでいたのですね!どのように保っていたのですか?
やはり、
同期の存在が大きかったです。
24卒は自己研鑽に励んでいる人が多く、同期からの影響をかなり受けました。学生時代に「DevOps Engineer-Professional」資格を取得した同期がいると聞いて、衝撃を受けましたし、早く自分も追いつきたいと感じました。
研修チーム*のメンバーの存在も大きかったです。私が AWS 資格取得にとても注力していることを知っていて、合格報告をすると自分のことのように祝ってくれるので、「次も頑張ろう!」と思いました。
*同期4~5名で構成され、入社時研修期間中、朝と夕方に集まって活動するチームのこと。配属後に「チームで働く」ことを見据えて、入社時研修中からコミュニケーション力強化のために例年導入している。
同期・先輩に影響され、自身も影響を与える!
研修チームメンバーからの応援も大事なモチベーションになっていたのですね。
はい。私が積極的に資格を取得していたからか、チームメンバーたちも一緒に資格取得に取り組んでくれました。私が難易度の高い資格をどんどん取得することで周囲に良い影響を与えられるのかもしれない!と励みになりました。
先輩からもなにかアドバイスをもらいましたか?
メンタリンググループに昨年全冠を達成した髙村さんがいらっしゃったので、アドバイスを貰いました。まずは試験を申し込んでから勉強することで自分を追い込むようにする、などマインド面でのアドバイスをいただきました。
昨年全冠した髙村さんのことは意識していたのですか?
かなり意識していました(笑)。私も1年目の全冠を目指していたので、「新卒最速記録を更新したい!」という気持ちがありました。
就職活動中から髙村さんの全冠達成記事は読んでいて、存在を知っていましたし、24新卒の中でも有名人でした。私もそんな後輩に影響を与えられる存在になりたいという気持ちもありましたね。
全冠達成後、髙村さんから「全冠おめでとう。今までの努力が実ったね。」とお祝いの言葉をいただけたので嬉しかったです。
手を動かして学ぶことが重要!
開江さんはどのように勉強をされていましたか?
BlackBelt* やオンライン学習プラットフォームを活用していました。あとは実際にAWS アカウントを作成してハンズオンを行いました。
*Amazonが提供するオンラインセミナー
ハンズオンはなぜ行っていたのですか?
「DevOps Engineer – Professional」を受験した際、手応えがなかったものの、合格することができました。その時、「PROFESSIONAL」資格保有者に見合う実力が自分には無いのではないか、と思って手を動かして勉強することにしたんです。
以降の資格勉強では、その試験に出てくるサービスは必ず触るようにしていました。
もちろん、AWS Direct Connect のように、個人アカウントでは触ることが難しいサービスは触っていないですが、資格取得だけで実際の操作ができないといったことにはなりたくないと思って、しっかり手を動かして勉強しました。
入社時研修内で社内 AWS 研修があり、そこでもハンズオンする機会がありましたよね。どうでしたか?
社内 AWS 研修では、エラー解決の手順を体験することで各サービスの理解度が高まりました。改めて、実際に触ることは重要だなと実感しました。
範囲の広さに苦戦・・・!
全冠を目指す中で、一番苦労したことを教えて下さい。
何と言っても「
範囲の広さ」ですね。各試験の重点分野が異なるので、それぞれの試験に特化したサービスの勉強に苦労しました。
特に、私はネットワーク周りが得意ではなかったので、ネットワーク関連の勉強も大変でした。
得意でない部分に対してどのように対応しましたか?
BlackBelt にある、試験に出てくるサービスの解説動画を全部見ました。細かいところまで解説されているため、個人的に BlackBelt は資格勉強のために、「必須」だと思っています。
AWS のことなら何でも知っている・扱えるエンジニアを目指したい
開江さんが今後チャレンジしていきたいことを教えて下さい。
試験勉強を通して体系的な知識を得たと思うので、今後は AWS のサービスを実務で触っていきたいなと思っています。開発エンジニアなので、まずは開発用のサービスを扱うことが多いと思うのですが、インフラのサービスについても触る機会があれば積極的に手を挙げていきたいと思っています。
また、アウトプットとして、試験に登場する用語やサービスの概要をまとめたメモを勉強中に作成しているので、社内の情報共有ツールである、DocBase で公開していきたいです。
積極的に触っていきたいという想いが強いんですね!
入社時研修で、社内の AWS 認定エンジニアの先輩方の LT などを聞く機会がありました。AWS の認定エンジニアはいわば、AWS について何でも知っている・扱えるエンジニアだと思っていて、私もそこを目指していきたいと考えています。
今は知識だけ得た状態、スタートラインに立ったばかりだと思っているので、今後積極的にサービスを触って、扱えるようになりたいと思っています。
開江さんも就職活動中に、髙村さんの全冠記事を読んでいたそうですが、同じように今、この記事を読んでいる未来のアイレットの後輩に向けて一言おねがいします!
24卒の私が入社後3ヶ月半で全冠したことで、「私も!」と影響を受けてくれたら嬉しいなと思います。
まだ、なにも経験を積んでいない新卒でも全冠は達成できるので、まずは一歩踏み出して、受けてみることをオススメします!
人事編集後記
開江さんは、入社前から入社後も一貫して、現状に満足せず、ご自身のスキルアップにひたむきに努力されています。
開江さんの様子・活躍を見ていて、”自分の中でゴールを決めず、上を目指し続ける姿勢”が成果を出すためには重要なのだと改めて感じました!
開江さんの今後のご活躍を期待しています!
この記事を読んでアイレットに興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをご覧ください。
新卒採用ページ:https://www.iret.co.jp/newgraduate/
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!