2024年4月1日より、服部章平、平野健介、遠藤誠久の3名が執行役員に就任しました。アイレットは経営体制の強化を通じて、さらなる事業成長を牽引しながら、お客様の課題解決やビジネス発展へ貢献することを目指しています。
新任の執行役員が、これからアイレットの事業をどのように推進していくのか。それぞれのビジョンをお伝えします。
今回は、アジャイル事業部 事業部長を兼任する平野健介です。
KDDI でキャリア決済 ID 基盤の企画・開発を推進。アイレットに転籍後、開発事業を推進
―はじめに、自己紹介をお願いします。
アジャイル事業部 事業部長の平野です。事業部の管理、案件獲得・提案活動、採用などアジャイル事業部を統括しています。
―アイレットに就職する前の経歴も簡単に教えていただけますか?
新卒で KDDI に入社し、キャリア決済の ID 基盤を立ち上げるプロジェクトをはじめとする大規模案件を担当。11年目にアイレットに出向し、SIer の立場で KDDI のプロジェクトを中心にさまざまな開発案件に携わりました。KDDI では定期的に異動しながら経験と人脈を広げていくことができましたが、一方で中長期にプロジェクトに深くコミットしながら自身の専門性を高めていけるアイレットの環境に魅力を感じるように。
5年間の出向を経て、大手とベンチャーの両方の魅力を知った上で今後のキャリアを考えた時、アイレットならではのスピード感とチャレンジ精神を身につけながら自身の能力を最大化し、KDDI グループ全体の発展に貢献したいと思い、2022年にアイレットへ完全移籍という形で転職しました。
5年間の出向を経て、大手とベンチャーの両方の魅力を知った上で今後のキャリアを考えた時、アイレットならではのスピード感とチャレンジ精神を身につけながら自身の能力を最大化し、KDDI グループ全体の発展に貢献したいと思い、2022年にアイレットへ完全移籍という形で転職しました。
お客様の成長へのさらなる貢献はもちろん、開発の強化と事業間シナジーの連携強化にも注力
―執行役員として平野さんが担う役割を教えてください。
アジャイル事業部、第一開発事業部、DX 開発事業部、カスタマー支援事業部、デザイン事業部の開発系5事業部を統括し、アイレットの開発力の強化と事業部連携を推進していく役割を担っています。
―執行役員としてアイレットの事業をどのように推進していくのか、これからの構想を教えてください。
5つの事業部連携を通じて、案件創出、開発の強化、事業部間シナジーの3つに注力していきたいと思います。
案件創出については、既存顧客との関係強化と新規顧客の獲得、新規施策による拡大に取り組みます。既存顧客とはより強いコネクションを創出することでお客様をご支援し、さらなる成長に貢献していきたいと思っています。お客様の事業規模によっては、お客様ごとにアカウントチームを結成し、専任人材を登用することでより迅速かつ広範囲なサポートを提供していきたいと考えています。
次に、新規のお客様の獲得に関しては、AWS や Google Cloud との連携をさらに強化していきたいと考えています。これまでも両社と良好な関係を築かせていただいておりますが、今まで以上に力を入れて、品質の高い成果を出していくことで Win-Win の関係が築けると思いますので、ぜひ積極的に取り組んでいきたいです。
新規施策による拡大については、生成 AI の案件拡大をはじめ、グループ会社の株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが代理店販売をしている UJET や Vonage といった優れたサービスの活用、各種イベント等で多くのお客様からご好評いただいた iPad ディスプレイや工場 IoT 領域、さらに RI 高度化・代行運用などに事業を拡大していきたいと考えています。
案件創出については、既存顧客との関係強化と新規顧客の獲得、新規施策による拡大に取り組みます。既存顧客とはより強いコネクションを創出することでお客様をご支援し、さらなる成長に貢献していきたいと思っています。お客様の事業規模によっては、お客様ごとにアカウントチームを結成し、専任人材を登用することでより迅速かつ広範囲なサポートを提供していきたいと考えています。
次に、新規のお客様の獲得に関しては、AWS や Google Cloud との連携をさらに強化していきたいと考えています。これまでも両社と良好な関係を築かせていただいておりますが、今まで以上に力を入れて、品質の高い成果を出していくことで Win-Win の関係が築けると思いますので、ぜひ積極的に取り組んでいきたいです。
新規施策による拡大については、生成 AI の案件拡大をはじめ、グループ会社の株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが代理店販売をしている UJET や Vonage といった優れたサービスの活用、各種イベント等で多くのお客様からご好評いただいた iPad ディスプレイや工場 IoT 領域、さらに RI 高度化・代行運用などに事業を拡大していきたいと考えています。
――開発の強化についてはいかがでしょうか?
開発の効率化やテンプレート化の整備を進めており、チーム間のばらつきをなくして体系的にレベルアップし続けられるような仕組み作りを構想しています。具体的には、GitHub や Microsoft Copilot といったツールをフル活用しながら、案件の性質に応じたノウハウやテンプレートを整備し、さらなる開発の効率化を目指していきます。
また、デザイン事業部と各開発事業部の連携強化も図っていきたいと考えています。開発事業部で得た React などのフロント開発の知見をデザイン事業部とシェアしていき、中期的にデザイン事業部でも React を活用したフロント開発に対応できるようにするなど、事業間のシナジーを拡大させる取り組みにチャレンジしていきたいです。
最後に研修の強化です。現在、人事主導で全社の教育制度の見直しや強化を推進していますが、開発目線でも各人のキャリアプランや意欲に応じてさまざまな研修を用意していきたいと考えています。
また、デザイン事業部と各開発事業部の連携強化も図っていきたいと考えています。開発事業部で得た React などのフロント開発の知見をデザイン事業部とシェアしていき、中期的にデザイン事業部でも React を活用したフロント開発に対応できるようにするなど、事業間のシナジーを拡大させる取り組みにチャレンジしていきたいです。
最後に研修の強化です。現在、人事主導で全社の教育制度の見直しや強化を推進していますが、開発目線でも各人のキャリアプランや意欲に応じてさまざまな研修を用意していきたいと考えています。
500名以上の開発エンジニアとともにあらゆるお客様のニーズに対応する
―最後に、今後の意気込みや展望を教えてください。
創業から20年、おかげさまでアイレットはインフラ領域のプロフェッショナルとして、国内有数の認知度を得られるようになりました。しかし、インフラだけでなく Web アプリケーションやモバイルアプリケーション、IoT、生成 AI など、幅広い領域のモダンな開発に豊富な実績とノウハウを有していることはまだまだ知られていないと感じています。
実際に、従業員の約8割がエンジニア職で、そのおよそ半数が実はインフラ領域以外のモダンな開発を得意とする開発エンジニアです(2024年8月時点)。アイレットは総勢500名以上の開発エンジニアが在籍する技術力の高い会社であることを対外的に発信していくことも、執行役員である私の役割だと考えています。それと同時に、これからもエンジニアの技術力向上に取り組み、新しい技術へのチャレンジも積極的に推進します。そして、お客様のあらゆるニーズや事業領域に対応できる体制を強化し、ビジネス成長を支援してまいります。
実際に、従業員の約8割がエンジニア職で、そのおよそ半数が実はインフラ領域以外のモダンな開発を得意とする開発エンジニアです(2024年8月時点)。アイレットは総勢500名以上の開発エンジニアが在籍する技術力の高い会社であることを対外的に発信していくことも、執行役員である私の役割だと考えています。それと同時に、これからもエンジニアの技術力向上に取り組み、新しい技術へのチャレンジも積極的に推進します。そして、お客様のあらゆるニーズや事業領域に対応できる体制を強化し、ビジネス成長を支援してまいります。