アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀
AWS
Amazon OpenSearch Serverless機能強化により、高速なインデックス作成、検索パフォーマンスの向上、分析機能の拡張が可能に
Amazon OpenSearch Serverlessが機能強化され、高速なインデックス作成、検索パフォーマンスの向上、分析機能の拡張が可能になりました。
また、新たに導入されたフラットオブジェクトデータ型により ネストデータの効率的な保存と検索が可能になりました。
さらに、地理空間機能の強化により ロケーションデータから深い洞察を得ることができます。
フィールドタイプの拡張や 複雑な集計を行うためのマルチターム集計機能も追加され インデックス作成の遅延が大幅に減少しました。新機能は14リージョンで利用可能です。
Amazon Q in Connect、LLMプロンプトのカスタマイズが可能に
Amazon Connectの生成AIアシスタントであるAmazon Q in Connectにおいて、LLMプロンプトのカスタマイズが可能になりました。これにより、企業は自社のブランドやビジネスガイドラインに合わせてAmazon Q in Connectのトーンと言動を調整できるようになりました。具体的なフレーズ、言語ガイドライン、特定の状況に対する固定レスポンスを設定することが可能です。
パーソナライズされた対応を提供して顧客対応の質も担保しつつ、自社の内情に合わせた回答を生成できるのは魅力的なポイントですね。
Amazon Bedrockのモデル評価機能がカスタムモデルの評価に対応
Amazon Bedrockのモデル評価機能がカスタムモデルの評価に対応しました。
これにより、ユーザーは自社でトレーニングしたカスタムモデルを簡単に評価できるようになります。評価ジョブの作成時には、モデルセレクターツールからカスタムモデルを選択するだけで、評価が開始され、パフォーマンスの測定や比較がスムーズに行えます。
最適なモデル選定やチューニングを効率的に行えるようになり、AI導入のスピードアップが期待されます。
AWS Console to Codeが一般提供(GA)に
AWSコンソール上で行った操作を再利用可能なコードに変換できるツール「AWS Console to Code」が一般提供されました。これにより、インスタンスの起動や設定といったAWSコンソール上の操作から、リソース作成用のAWS CLIコマンド、AWS CDKコード、さらにはAWS CloudFormationテンプレートを自動生成することが可能になりました。コード生成は、Amazon Q 機械学習モデルによって実現されているようです。
プレビュー期間中は、Amazon EC2のみがサポートされていましたが、今回の一般提供により、Amazon RDSやAmazon VPCなどの主要サービスも追加され、対応範囲が拡大しました。コンソール操作から自動的にコード生成できるようになったことで、IaCがより手軽で便利になりそうですね。
生成AIワークロードのインシデント対応方法論
AWS カスタマーインシデント対応チーム (AWS CIRT) が、生成 AI ベースのアプリケーションのセキュリティインシデント調査に役立つ方法論を開発しました。本記事では、生成 AI ワークロードのコンポーネント、インシデント対応の準備、7 つの要素を考慮したインシデント対応方法論について詳しく説明されています。
AWSは責任あるAIという概念を掲げていますが、生成AIを使った開発ではこちらも合わせて確認しておきたいものですね。
Gemini Code Assist Enterpriseが発表されました
今回 AI を活用したアプリケーション開発ソリューション Gemini Code Assist Enterprise が発表されました。このサービスは、企業全体でコードのベストプラクティスと内部ライブラリに基づいてコードの提案を行うことで、開発者の生産性向上と市場投入までの時間短縮を支援します。Gemini Code Assist Enterprise は、IDE でのコーディング支援だけでなく、Firebase、Databases、BigQuery、Colab Enterprise、Apigee、Application Integration など、Google Cloud のさまざまなサービスに統合されているようです。
NVIDIA NIMが GKE上で利用可能になりました
Google Cloud は NVIDIA と提携し NVIDIA NIM を Google Kubernetes Engine (GKE) で利用可能にしました。NVIDIA NIM は AI モデルの展開を最適化し、シームレスな API を提供します。この統合により、企業は GKE 上での AI モデルの推論性能を向上させ、迅速に市場に投入できるようになります。NVIDIA NIM のマイクロサービスは Google Cloud Marketplace から直接デプロイ可能で、簡単に最新のモデルを使用できます。
Cloud Spannerの全文検索機能がGAされました
これまでプレビュー版だったSpannerでの全文検索が一般提供されました。単語やフレーズなどの基本的なテキスト検索、数値検索、N-gramベースの検索、似た発音の単語の一致を行うSoundex検索を行うことができます。検索ではORのような演算子がサポートされているほか、検索インデックスを使用して様々な列で一致する内容を検索するため、ユーザーでは自然言語を利用して検索を行うことができるようになりました。
Vertex AI StudioにてAI搭載のプロンプト作成ツールがプレビュー提供されました
Vertex AI Studioではプロンプトを入力して任意の生成AIモデルを試すことができますが、今回のプレビュー提供により回答内容に対してフィードバックを与えることで生成AIがプロンプトの改善を行ってくれるようになりました。
画像の通り自然言語で回答結果へのフィードバックを与えることで簡単にプロンプトの修正が行えます。プロンプト作成はお作法に則って作成を行わないと期待する結果が得られないことがあるため、AIによってプロンプト改善が行えるようになったことであまり知見のない方にとってより検証しやすくなったのではないでしょうか。
OpenAI
Swarm
マルチエージェントをオーケストレーションするためのOSSフレームワークがOpenAIから公開されました。
シンプルなコードでエージェント同士を連携させることが可能です。
下記はREADME.mdにあったコードサンプルです。
from swarm import Swarm, Agent client = Swarm() def transfer_to_agent_b(): return agent_b agent_a = Agent( name="Agent A", instructions="You are a helpful agent.", functions=[transfer_to_agent_b], ) agent_b = Agent( name="Agent B", instructions="Only speak in Haikus.", ) response = client.run( agent=agent_a, messages=[{"role": "user", "content": "I want to talk to agent B."}], )
print(response.messages[-1]["content"]) Hope glimmers brightly, New paths converge gracefully, What can I assist?
エージェントAが俳句だけを喋るエージェントBを呼び出し結果を得ています。
アイレット
KDDIがGeminiを活用した生成AIソリューションを提供開始
KDDIがGeminiを活用した生成AIチャットソリューションと生成AIサイト内検索ソリューションの提供開始を発表しました。
生成AIに画像からHTMLを書いてもらおう!
DX開発事業部の望月がGTP-4oとClaude 3.5 SonnetでHTMLワイヤーフレームを作れるか試している記事です。
社内で Google Cloud 生成 AI 勉強会をやってみた
DX開発事業部の山中が社内でGoogle Cloud Skills Boostを利用したRAGアプリケーション構築の勉強会を開催したレポートを投稿しています。
【日経クロステックNEXT 東京 2024】会場レポート
10月10日(木)~11日(金)に東京国際フォーラムで開催されていた 日経クロステックNEXT 東京 2024にアイレットがブース出展していました。
DX開発事業部はGoogle Cloudブースを支援しており、デモやミニセッションを行っていました。
その様子を記事にしています。
その他
テスラがロボタクシーを発表
The future will be streamed live
10/10, 7pm PT https://t.co/YJEjZIYoTA
— Tesla (@Tesla) October 9, 2024
テスラが完全自動運転のロボタクシーとロボバンを2026年から生産開始すると発表。
接客や会話をこなすヒューマノイドのOptimusも登場し大きな話題になっています。
Robotaxi & Robovan pic.twitter.com/pI2neyJBSL
— Tesla (@Tesla) October 11, 2024
次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋
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