今回お話を伺うのは!

文系未経験から『ピカピカのエンジニア』へ

僕がエンジニアを目指すことになったのは、大学時代に動画編集を独学で学んだ経験が大きかったです。コロナ禍で時間に余裕があった時期ですね。色々とチャレンジしていました。動画編集に関しては、自分なりに本気でチャレンジしていたのですが、そこで『スキルがあれば場所や時間を選ばずに仕事ができる』ということにふと気づいたんですよね。それがすごく魅力的に感じたんです。動画編集は独学ではありますが、本気で取り組んだこともあり、ありがたいことに報酬をいただけるまでになりました。しかし、そこで一つの達成感を得たことで、将来的にこれを生涯の仕事としていくイメージが、自分の中で少しずつ薄れていったんです。

もっと長期的な視点で、自身の成長と将来の可能性を広げられる仕事を探したい。そう考えた時に『スキルを身に付けて働く』という軸が改めて明確になり、その先に『エンジニア』という職業が浮かんできました。エンジニアなら、きっと場所や時間にとらわれない、より自由な働き方を実現できるのではないか。そんな期待が、僕の中で大きく膨らんでいったんです。元々 IT 自体にも興味があったので、自然と自分の選択肢の中に入ってきました。就職活動で IT の道も視野に入れリサーチしていたところ、新卒向けの求人サイトでアイレットの会社説明会を知りました。当時は『クラウド』という言葉すら知らなかったんですが、アイレットをきっかけに初めて『クラウドというものがあるんだ、そして将来性もあるんだ』と知りました。

IT 経験ゼロからのスタート!基礎を築いた新卒研修

アイレットに入社して、まず受けたのが新卒研修でした。僕は IT 未経験だったので不安もあったんですが、研修では『基礎の基礎』からすごく丁寧に教えてくれて『これならついていけるかもしれない、頑張ろう!』と思えました。同期には経験者ももちろん居ましたが、自分のように未経験者が他にも居たので、安心して取り組めました。入社前に勉強したことといえば、基本情報の勉強と、AWS Certified Cloud Practitioner を取得したことですね。これだけでも 研修の際、AWS の単語が出てくると、そのサービスがなんとなくイメージできるようになっていたので、勉強しておいて良かったと思いました。

2025年度新入社員研修スケジュール

研修で特に印象に残っているのは、集大成として行われた成果発表会です。グループに分かれ、自分たちでサービス内容を決めて開発していくという内容だったのですが『実際の業務でチーム開発をする流れを経験できた』と感じています。短い期間でしたが、メンバーそれぞれの得意分野や強みを見付けながら役割分担をして進めました。一緒に研修を受けている中で、お互いの得意分野みたいなものが自然と見えてきたので、それぞれの『良さ』を活かそう!という感じですね。ちなみに僕はどちらかというと、コードレビューや発表者ではなく、とにかく作業するタイプだったと思います。未経験で新しいことだらけで、ひたすら技術を『身に付けていく』ことに集中していましたね(笑)

『大丈夫だよ』の一言が心に沁みる感謝の現場

研修が終わり、現場に配属されたばかりの頃は初めての社会人経験ということもあって、色々と手探りでした。最初に担当したのが監視導入の案件だったんですが、進め方も、お客様との調整の仕方もどうしたらいいか何も分からなくて、とにかく上長に聞きながら進めていました。Slack のやり取り一つにしても『これで合ってるのかな』『こんなことで先輩の時間をもらうのは失礼に当たらないかな』とか、何かするたびに『大丈夫かな』と不安でしたね。しかし、そんな心配とは裏腹に、周りの方々はいつも温かくサポートしてくれて、相談するたびに『それじゃあ少し話そう!』と壁打ちのお時間を取ってくれたり『それくらいの時間はいつでも大丈夫だよ!なんでも聞いてね』と言ってくださり、本当に感謝しています。社会人になりたての頃は、何をするにも不安な時期って皆あると思うので、本当に救われました。

文系未経験エンジニア、不屈の精神

文系未経験で IT 業界に飛び込んで、辛かったこともあります。技術力や知識が豊富な先輩方に質問した時に、説明してもらっても『説明の中の単語が分からない』ということがあって、それがすごく辛かったです。その分からない単語を聞いて、またその説明の単語も分からない。みたいなこともあり、もう『何階層も下のところから学ばないと知りたいことにたどり着けない』という状況が本当に大変でしたし、辛くもありました。
そういう時は、その場で聞く時もありましたが、深掘りしすぎると本来聞きたかったことからずれてしまうので、メモしておいて Chat GPT なども活用して自分でまず調べ、それでも分からないところを改めて先輩に聞く。ということをやっていました。ここは甘えず『自分で学ぶしかない』と思って、業務外で資格勉強をしたり、IT の本を読んだりして、少しずつ知識を身に付けていきました。

『なぜ挫折せずに頑張れたんだろう?』と考えると、僕は良くも悪くも『人と比べて燃えるタイプ』なんです(笑)新卒には同期がいるので、同期と比べて『遅れを取ってるな。もっと頑張らないと!』と思うと、すごくモチベーションになるんです。同期が活躍している話を聞くのが一番焦るし、負けるもんか!となりますね。定期面談では、同期の状況を聞くようにしているくらいです。同期とは悩みや、技術の共有など、研修が終わっても良い関係が続いていると思っています。同じタイミングで入社した仲間がどう考えているかを知ることも『自分の学びと刺激』になっています。

同期はずっと、頼れる仲間であり刺激をくれる素敵なライバル!

『分からない』を『できる』に変える行動

アイレットでは、エンジニアのキャリアアップ支援を積極的に行っており、資格取得支援が充実しているのですが、未経験の自分は研修に付いていくのに精一杯で、資格まで考える余裕はなかったですね。研修が終わってから本格的に考え始めました。
自分の配属するクラウドインテグレーション事業部では、研修後に部署内の一連の業務を理解するため、部署内の業務を全て体験する期間があります。そこで、MSP(Managed services provider, MSP)研修でシフト勤務になった際、比較的落ち着いている時間があったので、その時間を活用して資格勉強を進めました。

MSP 研修が終わった後も、通勤の電車の中でも勉強していたり、業務後に1時間ほど勉強するというルーティンも早い段階で生活の一部に組み込め、そこで一気に勉強を進められたと思います。1年目が一番時間にも余裕があると思うので『1年目のうちにできるだけ多くの資格を取ろう』と考えていました。実際、いま保有している資格の殆どは1年目に取得しています。やっぱり早く取っておいた方が、業務に活かせる期間も長くなると思うのでいいかなと思いますね。経験を経て2年目、3年目になると、任せていただける業務が増える喜びの一方、どうしても資格勉強の時間は取りにくくなってきます。早い段階で資格を取っておくと、業務で初めて触るサービスでも名前を聞いたことがあったり、どんな時に使うサービスか大枠でイメージできたりと、多少でも知識がある状態から始められるので、すごく役に立ちます。

あとは、自分が配属された部署や、担当する案件の特色に合わせて『業務で使いそうな分野の資格から取っていく』というのもおすすめです! 業務で活かせることでメンタル的な安定にも繋がりますし、モチベーションも上がりますね。

アイレットはエンジニアがスキルを身に付けるための技術書籍も豊富です!

困難を乗り越えて得た成長と達成感

これまで経験した中で印象に残っているプロジェクトは、2年目の夏頃に担当した案件のキャンペーンサイトの構築です。小さい案件ではあったんですが『子供の頃からゲームやアニメで馴染みのあるあの仕事ができるんだって!』とすごく嬉しかったのを覚えています。

この案件では、お客様とのやり取りの中で学ぶことが多かったです。リソースのパラメータシートを作って、お客様と何度もやり取りしていたんですが、返信速度がまちまちで、最終確認が通った当日に構築して納品するというタイトなスケジュールになってしまい、結局、夜遅くまでかかってしまったんです。この経験から『先を見据えた行動する重要性』を強く感じました。また『コンテナのコストを下げたい』というご要望に対して、AWS Pricing Calculator などを使って予算を出しお客様に提案したのですが、それが一部受け入れてもらえコスト削減に繋がったことも印象に残っています。コストを出す要素が複雑で大変だったのですが、ここでも先輩に助けていただきながら乗り切ることができました。ちなみに、この時の主担当の先輩は、22卒の新卒先輩でした!

いま『できる』ことをとにかく『精一杯』!

『早く追いつきたい!』成長意欲を掻き立てる刺激的な環境

アイレットには『成長できる案件』が多く、自分たち新卒の成長に繋げるために積極的にチャレンジさせてくれます。もちろん、先輩方の手厚いサポートがあり、安心してチャレンジができます! アイレットのエンジニアは『最先端技術を駆使して突き進む精鋭の集まり!』という感じなのですが、皆さん暖かく受け入れてくれてくださるので心から素晴らしい環境だと感じています。入社したばかりの時、少し残っていると『大丈夫?タスクが詰まっていたら巻き取るから無理しないで相談してね』と声をかけてくださり『少しずつできることを増やしていこう』という気遣いを感じていました。そのような環境だからこそ『早く追いつきたい!自分も一刻も早く先輩たちの役に立ちたい!』と自然と思えるんじゃないかと感じています。

僕自身、アイレットで本当に多くのチャレンジの機会をいただいています。その中でも特に印象に残っているのは『お客様とのミーティングで司会進行役を任せていただいたこと』です。これは、今後エンジニアのキャリアにおいて、絶対に必要になるスキルだと思い『ぜひ、挑戦させてください!』と自分から上長に伝えたところ、二つ返事で『やってみよう!』と背中を押してくださったんです。周りの方には『入社してまだ2、3年目で、そんな大役を任せてもらえるなんて、本当に貴重な機会だよ』と驚かれ、改めてこの会社が『若手にも積極的にチャンスを与えてくれる、素晴らしい環境』だと実感しました。

目標はスペシャリスト!無限の可能性を信じて

直近の目標としては『AWS All Certifications』を目指しています。これは AWS の資格を全て取得すると表彰されるグローバルなプログラムがあるんですが、それを受賞したいというのと、純粋に『全部の資格をコンプリートしたい!』という気持ちがあります。もちろん、全ての資格を取ることで AWS の幅広い知識を網羅できるだろうという思いもあります!

あとは『AWS re:Invent』に参加したいと考えています! 最近 技術ブログの発信 を頑張ろう!と思ったきっかけの一つですね。社内で『若手をラスベガスに連れていこう!』という動きがあり『そんな機会があるならぜひ行ってみたい!』と思い頑張っています。今後エンジニアとして歩んでいく上で『最先端の技術に触れて知る』ことはすごく大事だと思うんです。実際に足を運んで、体で体験するというのはすごく良い経験になると思います。業務で触っただけだと定着したつもりになっていることがあるので、ブログを書くことで自分の理解度が確認できるのは良いですね。アウトプットの大切さを知ることができたのも、一つの成長でしょうか(笑)今までブログはあまり書いてこなかったので、これを期に頑張ります!
また、上司に『AWS re:Invent に参加したい!』と話したら『いい機会だと思うからぜひ頑張って行ってきて!』と応援してくれました!本当に周りに恵まれているなぁ。と感謝です!

目指せ!AWS re:Invent!!

今後は自分の『特定の分野』を見付け、伸ばしていきたいと思っています。フルスタックというよりは、何か一つの分野やサービスで『吉村に聞けば大丈夫』と頼られる『スペシャリスト』になりたいという気持ちが強いです。今は監視周りを多く担当しているので、監視業務の経験は比較的積めていると思いますが、まだ『これが自分の得意分野だ!』というところまでは決まっていません。まさに『模索中』ですね。今はとにかく色々な経験をして『これを極めたい!』と思える分野が見つかったら、そこを重点的に伸ばしていきたいと考えています。今の自分は『自分次第で何者にもなれる』という状態だと思うので、色んなことを『楽しんで』精一杯やらせていただいています!

踏み出す勇気が未来を拓く!

文系や IT 未経験だからといって、決して臆することはありません。
結局のところ『自分の頑張り次第』で、この世界でいくらでも輝ける可能性があると僕は信じています。もちろん、楽な道ではありません。人一倍の努力が必要となる場面もあるでしょう。でも、何事も突き詰めれば『自分次第』だからこそ、もし少しでもエンジニアという仕事に興味があるなら、諦めずにその扉を叩いてみてほしいです。
そして、もしあなたが少しでも惹かれるものを感じているなら、僕は迷わずアイレットをおすすめします!東京 / 大阪 / 名古屋にオフィス があり、もちろん勤務地も相談できます!

未経験の方にとって、最初のステップは本当に心細いものだと思いますが、アイレットには新卒のための手厚い研修制度 がしっかりと根付いているので、想像しているよりもずっと安心して飛び込めるはずです。
もし壁にぶつかって困った時も、周りの先輩方は 温かい手を差し伸べてくれますし、きっとあなたと同じように、未経験からスタートした『たくさんの仲間がいるはずです。もし何か不安なことや、ちょっと聞いてみたいことでもあれば、遠慮なく僕に声をかけてください!微力ながら、あなたの第一歩を全力でサポートします!

勇気を出した一歩が、きっと最高の物語の始まりになる。
さあ、一緒にチャレンジしよう!