皆さん初めまして!
2022年4月より、新卒社員としてアイレットに入社しました池田です。
この度、事業推進本部・マーケティンググループに配属され、広報担当となりました!
この記事では、自己紹介も兼ねまして、入社から今に至るまでの約3ヶ月間何を行なっていたのかを紹介します。ぜひご覧ください!
なぜアイレットに入社したのか?
私は、小さい頃から科学館へ行くことや最新技術について知ることが好きでした。そこで、ざっくりとIT 業界に興味を持ち、就職活動を始めました。
学生時代は理系の大学に通っていましたが、技術に関する勉強はほぼせず、プログラミングに苦手意識を持っていました。そのため、エンジニアの募集が多い IT 業界への就職は難しいのではないかと将来に不安を抱えていました。
そのような中、大学に募集が来ていたことからアイレットの存在を知りました。そして、IT 企業の大半はエンジニアのみを募集する一方でアイレットでは広報も募集していたこと、学芸員資格勉強で身につけた危機管理能力や情報収集能力を活かせるのではないかと思ったことから、エンジニア以外の切り口からでも入社できるチャンスがある!と希望を持って面接に挑むことができました。
社会人としての姿勢を学んだ4月
4月1日にはオンラインで入社式が開催され、緊張と共に社会人としての一歩を踏み出しました。
学生から社会人へと立場が変わり、慣れない環境に困惑することも多かったのですが、充実した研修制度や人事の手厚いサポート、先輩社員が新入社員をサポートする「メンター制度」によって乗り越えることができました。
研修は4月から6月中旬まで、以下の流れで行ないます。
社会人としての基礎を学ぶビジネス研修や、IT 関連の基本的な知識を学ぶ技術研修・クラウド研修など、盛り沢山の内容となっています!
オリエンテーション
入社式後、コンプライアンス研修・就業規則研修・セキュリティ研修に参加し、働く上でのマナーやアイレットの組織について理解を深めました。
また、社内ツールについて学んだり、職種説明会・事業部説明会にて事業部の特徴・業務・育成方針などを事業部長や先輩社員に説明していただいたりと、組織の一員であることをしっかりと自覚できるような内容の研修もありました。
ビジネス基本研修(外部研修会社主催)
社会人として欠かせない尊敬語や謙譲語の使い分け、電話対応、報連相などについて、講師による解説と少人数のグループに分かれて行なうインバスケット演習を通じて学びました。
この研修のメインとなるのがインバスケット演習で、与えられた複数の課題を制限時間内に取り組む演習だったのですが、グループ内で各々がどの課題を担当するのか、時間をどのように使い分けるのかなどを設定しないと演習が円滑に進まないため、互いに意思疎通を図ることの重要性を実感しました。
IT システム基礎研修(外部研修会社主催)
データベース・ネットワーク・アプリケーション開発・ Git / GitHub などの概要について、講師による解説とハンズオンを通じて学びました。
今年から Git/GitHub に関する研修が新しく始まり、IT システムに関する知識や経験がない人でも、安心して充実した研修を受けることができました。
技術研修は4月から5月末にかけて行なわれ、1つの項目が終わるごとに「確認テスト」が実施されるので、確実に知識を定着させることができます。
各グループに分かれて演習を行ない、メンバー同士でフォローし合うことで、技術スキルはもちろんのこと、コミュニケーション力も身につく内容となっていました!
同期と配属先の上司・先輩方にインタビュー
今後、オウンドメディア記事を書く上でインタビューを沢山行ないます。
まずはインタビューの流れや雰囲気に慣れるために、同期と配属先の上司・先輩方に簡単なインタビューを行ないました。これは、新卒社員の中で非エンジニア入社である私のみが取り組んだ研修です。
各々が担当する業務について・日々意識していること・取り組み方などの仕事に関する質問から、休憩時間の過ごし方・息抜き方法などの軽めの質問まで、対象者や場に合わせた質問を行ない、良い雰囲気づくりを設けることが大事だと体感しました。
主体性が求められた5月
5月は「早期配属制度」の対象者として一旦新卒研修からは外れ、一足先に配属先の業務に携わり始めました。
5月後半には新卒研修へ再合流したり、22卒独自の取り組みを行なったりしたので紹介します。
※「早期配属制度」は、入社前の経験や知識、配属先や本人の状況などを踏まえて対象者が選出され、通常の配属(6月)よりも一足早く現場へ配属される制度です。
マーケティング基礎研修 (外部研修会社主催)
そもそも「マーケティング」とは何か、定義・課題・戦略などの基礎的な内容について、座学とディスカッションを通じて学びました。
マーケティングの効果を出すためには、自社についての理解度を深めることも大事ですが、明確にターゲットを設定することの重要性を、実例を交えた解説によって心得ました。
構築演習発表会 (外部研修会社主催)
早期配属者を除く22卒の社員は、4月から5月末にかけて Linux や HTML、PHP、Python などの技術研修を行ないました。
この技術研修の最後には、Python に関する研修内容を踏まえて、Console アプリケーションを作成し、グループに分かれて成果の発表をしました。
「お客様の要件に合わせたデータ管理システムを作成する」というもので、各グループが要件を出す側・作成する側の両方を担当します。
「中華料理屋をオープンするため、メニューが管理できるシステムが欲しい!」や「レンタル CD ショップにおいて、CD の楽曲情報や貸出状況を把握できるシステムが欲しい!」など、提案された多様な要件を叶えるべく、各グループが研修で学んだ内容を発揮して作成に取り組みました。
チームで設計〜開発までを経験することにより、「チーム作業の大切さや難しさを体感できた」「質問力を高めて自身の課題を克服する力を身につけられた!」といった22卒の声もありました。
全員が達成感を得られる、実践的な研修となっているようでした。
発表会の様子
22卒勉強会
私達、22卒社員は「みんなで学んで高め合う22卒!」を目標として掲げています。
目標を設定するために行なったチームビルディングの様子
そこで、目標を達成するための取り組みとして、私を除くエンジニア職早期配属の5名が勉強会を開催しました。
Git/GitHub に関する勉強会を、少人数のグループに分かれて早期配属の5名が教えるという形式で2回行ないました。少人数に分けたことで気軽に質問や相談といったコミュニケーションを取ることが可能となり、主催者側も参加者側もお互いに成長できる良い機会となりました。
他にも、CSS や JavaScript に関するEラーニングの作成や Q&A スプレッドシートの作成など、早期配属組が何度も打ち合わせを行ない、勉強の場を設けました。
今後、複数人が集まって黙々と各自勉強をする「もくもく会」を定期的に開催することが決定していて、一丸となって勉強する環境が用意されていることは、未経験者にとっても嬉しい限りです。
AWS 主催トレーニング
AWS の講師によるトレーニングで、「AWS で考える可用性」や「グローバルインフラストラクチャー」、「AWS 設計のベストプラクティス 11 のポイント」などについて学びました。
“よりエンジニア目線でのトレーニング”として、実務で活かせる知識やAWS を動かす上での注意点などを身につけることができました。
ビジネス応用研修(外部研修会社主催)
「効果的コミュニケーション・スキル」として、コミュニケーションを行う際に必要な傾聴スキルや意図を汲み取るスキル、伝えるスキルを身につけました。
少人数でロールプレイやディスカッションを行ない、フィードバックによって自分の現状や直すべき箇所に気付くことができました。
クラウドの知識を深めた6月、そしてついに全員配属へ
6月は、先輩社員の指導のもと、Amazon EC2 や AWS Lambda、Amazon API Gateway などの各サービスの解説内容を踏まえて、実際に手を動かして AWS の知識を身につけました。
新卒入社2年目の社員たちが1年次下の新卒社員に対して行なう研修であり、現場で AWS を使う先輩社員の生の声を聞くことで、配属後の雰囲気を感じることもできて良い機会となりました。
後日、本研修に関する特集記事を掲載する予定です。
また、今年からグーグル・クラウド・ジャパン合同会社のパートナーエンジニアの方が講師となる、Google Cloud 研修がカリキュラムに追加され、ネットワークやデータベースといった各サービスの概要や AWS との違いなどを、ハンズオンを行ないながら学びました。
そして、成果発表会にて各々が研修期間で学んだことや今後の目標を発表し、新卒研修が終了しました。
最後に一本締め!(慰労会にて)
メンター制度について
メンティ(支援を受ける側)である新卒社員に対して、年齢や社歴の近い先輩社員がメンター(支援する側)となり、直属の上司よりも身近な立場からサポートする制度です。
定期的にメンタリングを実施することによって、入社後の悩みや不安を相談できるだけではなく、近況報告や趣味の話まで、どのような内容でも気軽に話すことができます。
実際に私もこの制度を受けていますが、リモートワーク環境でも Google Meet や Zoom によるコミュニケーションの場を設けることで、気分のリフレッシュや仕事のモチベーションアップに繋がっています!
最後に
入社から配属までの約3ヶ月を紹介しました。
多くの時間を研修が占めていますが、実際に広報業務に携わってみて「広報といえば会社の顔」というイメージが大きく変わりました。
もちろんそのイメージも間違いではないのですが、SNS 運用やオウンドメディア、導入事例紹介の記事を作成する上で、言葉の表現方法や他部署・他企業との連携など、幅広く注意する必要があります。情報発信を行なうまでに十分な事前準備が欠かせないという「裏方」の要素も見つけることができました。
また、情報発信として SNS を扱う機会は今までに何度もありましたが、当然のことながら個人の趣味程度の使い方とは全く異なり、広報担当として会社を代表しているという責任の重さを改めて実感しました。
研修期間は、長いようであっという間の充実した3ヶ月でした。
この3ヶ月を通じて、同期との良い関係を築き、社会人としてしっかりと一歩を踏み出すことができたと思います。
私も、他の新卒社員も、「みんなで学んで高め合う22卒!」を掲げて各々異なる配属先で励んでいきますので、今後は同期の活躍なども紹介していこうと思います!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!