はじめまして!26卒新入社員の西田恭也です。
先日、対面で行われたシンキング・エッセンシャルズ(ピラミッド・ストラクチャー)の研修に参加しました。
実務に入る上で複雑な情報を整理し、相手に分かりやすく伝える力は必須スキルです。
本記事では、私が今回の研修で最も重要だと感じた論理の組み立て方と、そこから得た気づきについて絞って共有します。

■ すべての根底にあるのは問いの明確化

研修を通じて私が最も痛感したのは、すべての出発点である問い、つまり何に答えるべきかを正確に捉える重要性です。
これがズレてしまうと、どれだけ綺麗に論理を組み立てても、アウトプットがすべて破綻してしまいます。

実務では、自分が伝えたいことと上司が知りたいことがズレてしまうケースがよく起こります。
問いは最初から明示されているものばかりではなく、相手の意図から自分で汲み取らなければならない場面もあります。
上司の求める問い(今日詰まったことなのか、できたことなのかなど)を正確に察知し、そこを明確に答えることが、すべてのコミュニケーションの土台になると学びました。

■ ピラミッド・ストラクチャーで思考を構造化する

この問いに対する答えを、分かりやすく論理的に展開するための強力な武器がピラミッド・ストラクチャーです。
論理的に考える理由は、複雑な情報を整理し、論理の展開を自分自身でチェックしやすくするため、そして他人が一目で理解できるようにするためです。

ワークでは、下に向かうときは「なぜなら」や「例えば」で根拠を掘り下げ、
上に向かうときは「ゆえに」や「だから」で結論につなげるというルールを実践しました。
この構造を意識するだけで、自分の頭の中がクリアになります。


▲ 研修中のワークで、実際に私が組み立てたピラミッド・ストラクチャーの図

上記の手書き図の通り、研修内では「今日学んだ内容は?」という問いに対し、
以下のような構造で論理を整理しました。

問い: 今日学んだ内容は?
結論: 論理的に考えることについて

根拠1: ロジカル・シンキングという考え方が必要
根拠2: 論理を組み立てることが必要
根拠3: ピラミッド・ストラクチャーの必要性

実際に手を動かしてこの形に落とし込むことで、頭の中のモヤモヤがきれいに整理されていくのを実感できました。

・MECEやフレームワークは、ピラミッドを支えるための道具

ロジカルであるためには、根拠や方法にモレやダブりがあってはならない

MECEという考え方についても学び、トランプを様々な切り口で分類するワークを行いました。
ここで重要だったのは、ただ綺麗に分類することではなく、その分類にビジネス上の意味があるのかどうかという目的論の視点です。
戦略の3Cや製品のQCD、情報整理の5W1Hといったフレームワークも同様です。
これらはすべて、ピラミッドの土台となる根拠を、意味のある切り口で漏れなく整理するために存在する道具なのだと理解できました。

また、論理展開の基本である演繹法と帰納法についても、
主語の大きさで事実とルールを見分けるという具体的なアプローチを学び、
自分の思考を客観的にチェックする視点が得られました。

■ ワークで得た視点の転換:発表のクオリティは聞き手がつくる

今回の研修では、論理の組み立て方だけでなく、実際のコミュニケーションにおける重要な気づきもありました。
それは、研修内の朝レビューに関する議論でのことです。
私たちはどうしても話し方や時間配分など、発表者側のスキルばかりに目を向けがちです。
しかし、実はレビューのクオリティを左右する要素として「聞き手」も同様に重要であり
そのリアクションや質問の質によって場全体のクオリティが変わるという点です。
先入観にとらわれず、多角的な視点で物事を捉える重要性を実感しました。

 

研修の様子
研修の様子

■ 今後のアプローチ

今回の研修を経て、学んだロジカル・シンキングを日々の習慣に落とし込むことがこれからの課題です。

今後は、日々の報連相や技術調査のメモを書く際にも、常に問いは何か、
根拠のピラミッドは成立しているかを自問自答していきます。
相手の求める問いに合わせた柔軟なアウトプットができるよう、
この思考を日頃から鍛え、日々の業務に活かしていこうと思います!