アイレットでは新卒入社した1〜3年目までの社員を”新卒社員”として定義し、配属後も人事担当が新卒社員を定期的にサポートし成長を促すことを目的に、各年次において秋に年次研修、春に年度末研修の年2回、研修を実施しています。
今回は、先日実施した、21卒3年目社員の年度末研修の様子をご紹介します。
アイレットの新卒研修としては最後となる、3年目社員の年度末研修でどんなことを行っているのか、ぜひ最後までお読みください!
年次研修の設計
アイレットの新卒年次研修は人事部内の2つのグループが連携して提供しています。
人事企画グループ
「アイレットを支える人財の育成」をミッションに、アイレットで働く社員一人ひとりが能力を発揮できる環境の維持・整備を専門に行うグループ。
新卒育成グループ
「アイレットの中核を担う、新たなプロフェッショナル人財の育成」をミッションに新卒社員の入社時研修、1〜3年目新卒社員との定期面談、研修の運営に携わる、新卒専門グループ。
新卒育成グループが年2回、1〜3年目新卒社員全員と面談を行い、各年次によって異なる課題を抽出・分析し、週次で人事企画グループの研修担当と打ち合わせの上、研修コンテンツを設定しています。
アイレットの新卒期間を終えようとしている3年目社員が4年目以降、更に自分らしく働くためにどんな研修を提供すれば良いのか。人事企画グループとの週次MTGを重ね、「3年間の新卒期間を内省し、4年目から自分らしく豊かに働くための心と頭の準備をする」コンテンツに決定しました。
研修内容
まずは、新卒3年間の年表を作成しました。
参加した3年目社員の研修用シート
自分の3年間を振り返り、成長と軌跡を辿りました。
自分にとって特に意味の大きい時期と、そのときにどんなことを行っていたのか内省し、自分の言葉で伝えることで、過ごしてきた時間に生まれた感情、学びなどを客観的に見てもらうことが狙いです。
年表作成後はグループに分かれて、互いの3年間の歩みを知るワークを実施しました。
「他の同期の人たちの三年間のさまざまな体験について聞かせてもらい、知見を得ることができた。」
「失敗への恐れはリカバリー方法を事前に明確にすることで薄れることに気がついた。」
グループワークでお互いの3年間を知る
次に、4年目以降に期待される働きについて考えるワークを行いました。
アイレットでは新入社員の早期活躍と次世代リーダーを輩出するため、全社統一の3ヵ年育成指針を策定しています。
3ヵ年育成指針のその後・・4年目以降ではどんな働きが期待される?何が求められる?を考えました。
21卒からはこんな意見が上がりました。
- 後輩のキャリアプランに寄り添った相談を実施する
- 社外での登壇活動などを通して、アイレットの魅力を外部に発信する
- 単に案件をこなすのではなく、継続して案件を発注してもらえるような良い関係作りをする
- 業務改善の提案をする
- アイレットの文化や歴史、社内風土を教えたり、築く
- グループやセクション、事業部全体の成長を考える、成長の為に行動する
後輩・グループ・セクション・事業部・会社のために行動するといった、自分の成長とは別の、もっと視野の広い意見が多く上がりました。
次に、Will Can Must の考え方についてのセッションを行いました。
Can(能力)がまだまだ不足しているのであれば、やれる力をつける。
Must(役割)が回ってこないのであれば、「任せたい」と思われる信頼を集める。
Will(こんなことを実現したい)がまだ思いついていなければ、色々なことをやってみる。知る。視野を広げる。やりたいと働きかける。
アイレットで定義する新卒期間がもう間もなく終わろうとしているとはいえ、これから先何十年と続くであろう、これからの社会人人生を希望を持ってスタートできるように、Will Can Must の考え方について紹介しました。
「何を目標にするにしても受動的では駄目だと再認識できた。」
「改めて、積極的に手を上げ、フットワークを軽くして働こうと思った。」
最後に、お互いを称賛し合うワークを実施しました。
3年間ともに歩んできた同期と「〇〇さんの3年間の話を聞いて自分も感化されたというか、改めてこれからも頑張ろうと思ったよ。」「〇〇さんのこんなところが素晴らしいと思った!」と、“これまで”を互いに称え合い、“これから”を互いに応援し合いました。
面と向かっての称賛は照れ笑いも
「同期の成長も感じ、自分も感化される有意義な時間になりました。」
「今までどの様な業務をしてきたかを知る、良い機会でした。」
まとめ
以上、21卒3年次年度末研修の内容をご紹介しました。
同期の3年間と自分の3年間、同期の今後の目標と自分の目標を知ることで、新たな視点だったり、刺激を得る時間になったのではないでしょうか。
特に、4年目以降に求められる働きを考えるワークで、事業部や会社のために行動していきたい!という意見が多く挙がったことが印象的でした。
実際、21卒は主体的に事業部内の業務品質向上に取り組み、KDDI 業務品質向上賞を受賞するなど、自分の成長はもちろんのこと、事業部や会社がより良くなるために主体的に考えて、行動している新卒が特に多い年代だと感じています。
そんな21卒の皆さんが4年目の良いスタートを切り、今後もますますの活躍されることを切に願っております!
この記事を読んでアイレットに興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをご覧ください!
新卒採用ページ:https://www.iret.co.jp/newgraduate/
アイレットが取り組む新卒社員向けのサポート施策の数々は、ぜひ Voicy 『田中淳子の「人材育成」応援ラジオ』からお聞きください!
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!