先日、iret テクニカルアンバサダー企画の社内イベント「テックブログ推進イベント」が開催されました。

このイベントの目的は「テックブログの楽しさ・魅力を伝えること」。
本記事では、イベントの企画メンバーである新川貴章、満村雄二、畠山大治へインタビューを実施し、企画背景からこだわり、イベント開催後の反響などを聞いてみました。

なぜテックブログを推進するのか?そしてテックブログ文化の活性化を目指す取り組みの舞台裏をぜひご覧ください!

※当日の発表内容は新川が執筆したテクニカルアンバサダーによるテックブログ推進イベント企画のインサイトをご覧ください。

企画メンバー


エンタープライズクラウド事業部
新川貴章


クラウドインテグレーション事業部
満村 雄二


クラウドインテグレーション事業部
畠山 大治

目次
イベント発足の背景:テックブログを推進する理由
イベント企画のこだわり:成功体験の共有とトークセッションの実施響
イベント実施の振り返り:参加者への影響と今後の課題題
次回開催への展望:さらなるテックブログ文化の醸成に向けて

イベント発足の背景:テックブログを推進する理由

テックブログ推進イベントの開催、お疲れ様でした!テックブログ推進イベントは「iret テクニカルアンバサダー」としての取り組みの一つだと思いますが、新川さんは昨年から担当されているんですよね?


そうですね。iret テクニカルアンバサダー制度のはじまりとともに、会社として社外発信の重要性が高まっていたことで、テックブログ推進のタスクフォースが誕生しました。


なぜ新川さんはテックブログ推進に取り組まれているのでしょうか?


テックブログは、会社として技術力を社外へ発信する目的があるかと思いますが、僕としては、「自分が発する言葉、アウトプットが今の自分を作っている」と考えています。テックブログを書くことで、書籍執筆や登壇の機会を得ることができ、iret テクニカルアンバサダーの認定とへつながっています。この経験があるからこそ、社員の皆さんにテックブログを書くことは何かしらのきっかけになるということを伝えたいと思い、テックブログ推進に取り組んでいます。昨年は私一人が担当していたので、今年は畠山さんと満村さんが参加してくれてとても心強かったです。


畠山さんと満村さんはなぜテックブログを推進しているのでしょうか?


私がテックブログを書く理由は、「個人の備忘録を残しておける」「自身のポートフォリオを作ることができる」「頭の中の整理ができる」「エンジニアとしての成長につながる」、そして単純に「楽しい」からです。また、テックブログでアウトプットすることは色々なキャリアにつながるというところを伝えたいと思い、テックブログ推進のタスクフォースへ参加しました。


私も畠山さんと同じですね。私は実際にテックブログを「iret.media」に公開したことをきっかけに社外でのイベント登壇の機会につながったり、テクニカルアンバサダーや、畠山さんも認定されている AWS Community Builders への認定につながっています。あとは単純に、テックブログが好きだという気持ちが強いことも理由ですね。

参考:俺たちはアウトプットが好きなんだ!〜アイレット 「AWS Community Builders」 座談会レポート〜


実は昨年開催したイベントで、畠山さんと満村さんに登壇の依頼をしてました(笑)。


昨年登壇させていただきました!個人的に続けていたアウトプットの活動に注目してくださったことが嬉しかったですし、自分のアウトプット活動についてお話しする貴重な機会となりました。


昨年は iret テクニカルアンバサダーが登壇した回と、iret.media で多くの記事を執筆している社員に登壇してもらった回の計2回開催しました。去年私が注目していたお二人が iret テクニカルアンバサダーとして認定され、テックブログ推進に一緒に取り組めていることに運命を感じますね(笑)。


私は都合が合わずイベントには参加できなかったのですが、アーカイブを拝見しました!

まだ社内でもテックブログに注力している人が少なかった時から活動されている新川さんがいたからこそ、私たちもさらにテックブログを書こうというモチベーションにつながっていました。なので、今年企画側として参加できて私も嬉しいです。今年は参加者を奮い立たせる立場ということでさらに燃えましたね!


アイレットは従業員数1000人以上、そしてエンジニアが8割の会社です。テックブログを通して、エンジニアとしてのキャリア形成に繋がる機会も多いはずなので、テックブログ推進は大きな意味があると考えています。

イベント企画のこだわり:成功体験の共有とトークセッションの実施

今年第一回目の開催となった今回のイベントでは、どんなことにこだわりましたか?


色々な案を出し合った中で、新規で iret テクニカルアンバサダー認定された、畠山さんと満村さんに LT をお願いしました。やはりテックブログ推進のタスクフォースに自ら手を挙げて参加してくれたので、第一回目はぜひお二人に話してもらいたかったです。


私は Japan AWS Top Engineers (※)推進のタスクフォースにも参加していて、そちらの社内イベントも近い日付で開催予定だったので、テックブログとの関連性を持たせられるような LT にしました!今年は社内イベントが特に多く開催されているので、他のイベントと相互作用が起きたら良いなという意識もありましたね。特に、アウトプットすることで、エンジニアのキャリアにどう活きるのかに具体的に触れたことがポイントですね。

※「Japan AWS Top Engineers」とは、AWS パートナーネットワーク(APN)に加入している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰制度です。
詳しくはこちら:https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2024-japan-aws-top-engineers-criteria/


私はあえて、テックブログを書くことでの成功体験を共有しました!自慢話に聞こえてしまうという懸念はあったものの、自分や社内のエンジニアに実際に起きた成功体験は共感してもらいやすいのではと思いました。


あとは、「iret.media」 にて「もくもく会ブログリレー」を主導した檜山さん、「DX 開発事業部 presents 週刊生成AIニュース」を主導している西田さんにも登壇していただいて、トークセッションを行なったのもこだわりですね。事前に募集した質問に答えてもらう形で、「アウトプットをどう習慣化するのか」「iret.media と他媒体との使い分け」など答えてもらい、かなり豪華な回になったかなと思っています。


聴く側に興味を持ってもらうための企画だったのですが、テックブログを書くだけではなく、ブログリレーや週刊ニュースなどといった企画に取り組むお二人のお話は貴重でしたね。


自分の知らない成功体験を聞けたり、全体を通して、テックブログの楽しさを伝えられるイベントになったかと思います!

イベント実施の振り返り:参加者への影響と今後の課題

イベント開催後、何か反響はありましたか?


出社した際に面識のない社員が「イベント見ました!」「テックブログ書いてみます!」と声をかけてくれました!数名から声をかけられたので、本当に嬉しかったですね。


それこそがやりがいですよね!あとは、テックブログに関連して、レビューツールの話や、iret.media での投稿数が伸びている話など、新しい情報を共有できたことも良かった点かと思います。


そうですね。実際にイベント開催中にリアクション機能での反応も多く、アンケート結果では、「テックブログを書くモチベーションが上がった」という声が多数寄せられました。

あとアンケート結果を見て気づいた点として、参加者のほとんどの方がすでにテックブログを書いているとのことでした。テックブログを書いている人のモチベーションアップにつながったとは思いますが、まだ書いたことがないという人の背中を押せるようなイベントを次回は考えたいと思います。


確かにイベントを開催してみないとどんな参加者がいるのかわからないので良い気づきになりましたね。次回に向けて課題も出てきたので、企画側としても良い機会になったのではないかなと思います。

次回開催への展望:さらなるテックブログ文化の醸成に向けて

テックブログ推進イベントは今後も開催されるのでしょうか?


もちろんです!今回見えた課題を解決できるような企画を考えていきたいですね。
たとえば、新卒社員でテックブログを頑張ってくれている人もいますし、デザイン事業部の皆さんも「#inside UI/UX」で面白い記事を公開しているので、iret.media 内で頑張っている方を新たに発掘して、登壇してもらうのも良い機会になると思っています。


社内外問わず、SNS で記事をシェアしてくれる人もたくさんいるので、そういった方にテックブログや iret.media の魅力を語ってもらうのも面白そうですね!


社員の皆さんはもちろんですが、社外の方でも iret.media の記事を頻繁にシェアしてくれる方が多くて、いつも感謝しています。社外の人に、iret.media を語ってもらうのは私も聞いてみたいですね。


新たな参加者を増やすためにも、また違ったアプローチで企画を考えていきたいですね!


あとは、企画者側でいる限り、テックブログを書いていないとやはり説得力がないので、記事を書くことは続けていきたいです。ただ書くのではなく、わかりやすさを意識して、また新しい成功体験を共有できたらと思います。


私もこのテックブログ推進のタスクフォースが、記事を書かなければと良い意味でのプレッシャーになっています(笑)。最初にも話した通り、テックブログは自分自身のキャリアにつながります。書き続けることで、何かしらの成功体験を感じていただけるはずです。


お二人と同じく、テックブログの執筆は引き続き注力していきますが、僕は畠山さんと満村さんと今回企画を一緒にできたのがとても嬉しく、楽しかったので、お二人と協力してさらに良いイベントを企画していきたいと思います!一人ひとりの発信が、アイレットとしての技術力の大きな PR になるかと思いますので、これからもテックブログ推進に注力していきたいと思います!

編集後記

今回私は、イベントの企画段階から打ち合わせに参加させていただきました。
テックブログへの熱い想いを持っている3人だからこその企画であり、その熱い想いを今回のイベント参加者の皆さんも受け取ることができたのではないかと思います。

次回の企画に関して次々にアイディアが出てきて(インタビューの大半が次回の企画についてでした)、どれも聞いてみたくなる内容ばかり。

iret.media 立ち上げメンバーの一人である私は、嬉しさとともに気持ちが引き締まるインタビューとなりました。

次回、どんなイベントが開催されるのか楽しみです!
私も3人と連携して、iret.media をさらに盛り上げていきたいと思います。

今後も「iret.media」をよろしくお願いします!